尺八と鳴り物 2人の民謡家元が表現する彩やかな"日本の原風景" (2/7ページ)
小湊美和が歌う「淡海節」は滋賀県民謡、大正時代に滋賀県出身の喜劇役者"志賀廼家淡海"が歌い一世を風靡した名曲、三橋美智也や美空ひばりもカバーしている。大至が歌った「ホーハイ節」は青森県民謡、民謡の歌唱法としては珍しく裏声が用いられ、ヨーデルやアイヌに伝わる歌唱法と似ていると言われる、こちらも矢野顕子がモチーフに使用するなど民謡に留まらない楽曲の一つ。福原希己江が歌った「朧月夜」は言わずも知れた日本を代表する童謡、それぞれの楽器を駆使したALIAKEのアレンジが福原の声の世界観と重なり、香り立つような音を生み出している。またマスタリングはCountryMusicの本場ナッシュビルのWelcome to 1979 Studioで行われており、本作の聴きどころの一つ。