美しい...宇宙にそり立つ「創造の柱」がジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡でより鮮明に
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まるで巨大な生物が何かを掴もうとしているかのようだ。
NASAのジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡は、「創造の柱」と呼ばれるガスと塵の雲の鮮明な姿を撮影することに成功した。
「創造の柱」は6500光年離れた「わし星雲」の中にあり、すでに「ハッブル宇宙望遠鏡」がその詳細な姿を私たちに伝えてくれていたが、新たに届いた最新の画像は思わず息を飲むほどの美しさで私たちに迫ってくる。
NASAによると、この超鮮明な画像により、この領域で新たに誕生した星々の数や、ガス・塵の量をより正確に特定し、星の形成モデルを見直せるようになるという。
何百万年という時間をかけて、星々がどのように形成され、塵の雲から飛び出してくるのか、さらに解明が進むだろうとのことだ。
・「創造の柱」の中で新たに誕生した星々
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)がとらえた「創造の柱」の主役は、新しく生まれた星々だ。
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ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)がとらえた「創造の柱」。宇宙に架けられたアーチのようだが、半透明なガスと塵で満たされたおり、その姿は変化し続けている。若い星々が形成されている宇宙のゆりかごでもある / Credits: NASA, ESA, CSA, STScI; Joseph DePasquale (STScI), Anton M. Koekemoer (STScI), Alyssa Pagan (STScI)
柱の先端にある赤く輝く明るい球体がそれだ。ガスや塵でできた柱の中に十分な質量を持つ結び目ができると、重力で崩壊。次第に熱を帯び始め、やがては新しい星が誕生する。
柱の端で溶岩のようにうねるものは、形成途中にある星が放出したものだ。
若い星は定期的に超音速のジェットを噴射し、それが柱のような物質の雲と衝突する。このとき、水面を疾走するボートにも似た、波打つ「バウショック」が発生することもある。
ルビーのような輝きは、ジェットや衝撃によって生じた高エネルギー水素分子によるものだ。
それが特に顕著なのは、上から二番目と三番目の柱の星で、まるで脈打つかのように活動している。こうした若い星は、生まれてからまだ数十万年しか経っていない。
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Tour the Webb Telescope’s Pillars of Creation・最新技術で迫る宇宙の神秘
この画像は、まるで雲を透視して、柱の向こうに広がる宇宙の果て映し出しているようにも見えるが、そうではない。
その視界は、天の川の円盤のもっとも密度が高い領域にある「星間物質」によって阻まれており、その向こうの銀河はほとんど写っていないのだという。
創造の柱がハッブル宇宙望遠鏡によって初めて撮影されたのは1995年のこと。観測技術の進歩に呼応するかのように、この星々が溢れかえる領域は新たな発見をもたらしてくれることだろう。
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創造の柱がハッブル宇宙望遠鏡によって初めて撮影されたのは1995年のこと。その後ハッブルは、2014年にもその姿をとらえ、さらに鮮明な画像(左)を届けてくれた。だがジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影したもの(右)は、それを圧倒的に上回り、今形成されている若い星々をはっきり確認することができる / Credits: NASA, ESA, CSA, STScI; Joseph DePasquale (STScI), Anton M. Koekemoer (STScI), Alyssa Pagan (STScI)
References:NASA’s Webb Takes Star-Filled Portrait of Pillars of Creation | NASA / written by hiroching / edited by / parumo
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