株トレーダー必見「チャートに騙される人」の特徴とは (2/4ページ)

新刊JP

――どういう時期ですか?

冨田:たとえば、日経平均株価が上昇基調の時に、個別株のチャートで買いサインが出た場合は上がりしやすい、などです。

――個別株の値動きは平均株価に影響されるということですね。

冨田:そうです。それが一番シンプルですね。今お話ししたような「確率が高い時期」だけトレードして、確率が悪い時期はやらないというのも一つのやり方です。それでも100%理論通りにチャートが動くことは、当然ないのですが、さまざまな要因で株価が動くなかで、できるだけ確率を高める行動をすることが大切です。

チャート分析にしても1つの指標を見るだけではなく、2つ、3つ、4つと複数の指標を見て、総合的に判断することで判断の精度を上げていくのも私自身がやっている方法です。

――「チャートのダマシ」に引っかかりやすい人や心理状態がありましたら教えていただきたいです。

冨田:欲が強い人、思い込みが強い人、自分の話しかしないで人の話を聞かない人なども騙されやすいです。なぜかというとトレードとは株式市場での売買の相手方(自分が買いなら相手は売り、自分が売りなら相手は買い。)とのコミュニケーションであって、このような人は相手の欲を考えないし、相手の思いも知らないし、相手の話も聞かない。さらに、自分自身を客観的に見ることができないし、俯瞰もできず、そんな人は相手のことがわからないし、自分のこともわからず、その結果、相手の裏を取ることができないからです。

あとは、一般的なセオリーから導き出したサインをそのまま鵜呑みにする人も騙されやすいですね。この世界、ちゃんと真面目にチャート分析を勉強する人じゃなかったらうまくいかないのですが、真面目すぎる人もうまくいかない、と思います。

一方で、真面目すぎず、少し遊び心のある人の方がうまくいきますね。トレードの世界は数学のように決まった正解がないので、それを求めても、ないものはないので、うまくいかないんです。

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