三浦の犬は友を食らう…和田義盛を裏切った三浦義村に痛烈な批判【鎌倉殿の13人】 (3/4ページ)

Japaaan

下総(現:千葉県北部)の犬っコロは、てめェのねぐら(座るべき席)もわかンねぇのか!(下総犬は、ふしどを知らぬぞよ)」

「ふしどを知らぬ」下総犬(イメージ)

いや、確かに礼儀をたしなめるのは年長者として必要ですが、ちょっと言い方ってモンがあるでしょう。しかし胤綱はあわてず騒がず。涼しい顔でサラッと切り返すのでした。

「ハッ、三浦の犬は共喰いでもしとけや!(三浦犬は、友をくらふなり)」

自分は三浦一族(お前の友=朋、同胞)じゃないから、キャンキャン吠えるな噛みつく(共喰いする)な。おぉ怖い怖い……そんな胤綱の嘲笑が目に浮かびます。

また「年長者(長幼の序)がどうこう宣(のたま)うンだったら、三浦一族の長老である和田義盛を裏切ったてめェはどうなんだ?」という強烈な皮肉も込められていたでしょう。

たとえ言葉であろうと、斬りかかられた以上は斬り返す。実に坂東武者らしい反撃に、義村は一本とられてしまったのでした。

終わりに

「友をくらふ」三浦犬。

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