「BTSと藤井風コラボ」匂わせに騒然!「分裂」キンプリの最大の問題とは?
世界的人気の7人組KーPOP男性グループ『BTS』と、J-POP界に彗星の如く現れた大型シンガーソングライター藤井風(25)とのコラボの噂が、両者のファンから囁かれている。
「BTSのメンバーSUGAさん(29)が、11月6日に、自身のインスタグラムに画像を投稿。その画像が、藤井風さんのデビューアルバム『HELP EVER HURT NEVER』のジャケット写真にそっくりだと話題になっているんです」(芸能誌記者)
そっくりなだけではなく、お互いの投稿に反応する様子も。
「藤井さんは、SUGAさんが投稿した画像を引用する形で、自身のインスタアカウントのストーリーに投稿して反応していたんですよ。そのストーリーはすぐ削除されてしまったんですが、公式アカウントがお互いに反応していたことで、ファンからは《すみません、何が起きてるんですか?》《いやいやいやちょっとまって藤井風本人反応してるよ!!》《気になって眠れません!!》といったように、突然のコラボ匂わせに驚きを隠せない様子でした」(前同)
11月7日の19時現在、公式からコラボの発表はないが、BTSは今年の6月14日にグループとしての活動を休止する意向を発表し、大きな話題になった。さらに、10月17日には最年長メンバー・ジン(29)が年内に兵役に就くことを発表したばかり。
「BTSは、韓国の芸能人にとって外せない兵役問題が取り沙汰されていた6月にグループとしての活動休止を発表。今後は個人活動をメインにしていく宣言をしていました。
その後、グループからはメンバーのソロデビューが続いています。これまで、活動休止宣言から1か月後の7月にメンバーのJ-HOPE(ジェイホープ・)さん(28)が、先月10月には兵役前にジンさんが、さらに11月1日にはリーダーのRMさん(28)がソロデビューを発表。もしSUGAさんもソロデビューを果たした場合、グループとしては4人目になりますね」(前同)
BTSとしてこれからの活動が注目される中、新たなソロデビューメンバーが誕生するのか、注目が集まっている状態なのだ。
■藤井風に白羽の矢が立った理由とは?
それにしても、なぜ、SUGAと藤井風というコラボなのか。そこには、藤井風のJーPOP界で類を見ないポテンシャルの高さがあるという。
「そもそも、藤井さんが注目を集めたのは自身が幼い頃に始めた、YouTubeへの投稿がきっかけです。藤井さんがYouTubeを始めたのは2010年の1月1日からで、当時12歳という若さながらも自身が自宅で撮影し、得意のピアノを演奏したカバー動画の投稿をはじめました。
その演奏技術もさることながら、歌唱力も話題になって音楽関係者の目に留まり、2020年1月に満を持してデビュー。自己プロデュース力と発信力に長けているのが大きな特徴ですね」(前出・芸能誌記者)
特に、2018年に投稿した国民的アニメの『ちびまる子ちゃん』の初代エンディングテーマ曲『おどるポンポコリン』を、ジャズ風にアレンジした楽曲『アダルトちびまる子さん』は、現在でYouTube再生回数が628万回を超える大きな反響を呼んだ。
「また藤井さんは洋楽のカバー動画を多く投稿しており、カバースキルの高さと、その洋楽の英語字幕も自身で付ける多彩な一面もある。
さらには、SNSやYouTubeへの投稿では日本語と英語を使い分けるなど、そのズバ抜けた英語力もグローバルに活躍できる逸材ですね」(前同)
■“世界進出”がキンプリ「分裂」の原因に
もちろん、自身が作詞作曲する楽曲も高く評価されており、昨年2021年のNHK紅白歌合戦に初出場。さらに、大トリで登場したMISIA(44)は藤井が楽曲提供した『Higher Love』を歌唱し、サプライズで藤井も登場してピアノ伴奏とコーラスで参加し、大きな話題となったのも記憶に新しい。
「そんな中、今年2022年の7月には、1stアルバム『HELP EVER HURT NEVER』に収録されている『死ぬのがいいわ』という楽曲がタイで人気になり、音楽配信アプリSpotifyのタイ国内のバイラルチャートで1位を獲得したんです。
これを受けて、8月に同楽曲の武道館公演の様子をYouTubeで公開すると、日本国内のみならず世界各国からのコメントが相次ぎ、Spotifyの各国のデイリーバイラルチャートで世界17か国で1位を獲得するなど、現在、世界のチャートを席巻する人気ぶりなんです。
この『死ぬのがいいわ』旋風にSUGAさんも乗っかる形で、今回のコラボが実現するのではーーと期待されています」(前同)
この日本人アーティストの“世界進出“に関しては、最近では「キンプリ」ことKing&Princeの「脱退発表」の際も話題になっていた。
「11月3日、キンプリメンバーの岸優太(27)、平野紫耀(25)、神宮寺勇太(25)の3人が、来年2023年5月22日をもってグループを脱退することを発表しました。その理由として、脱退する3人は“世界進出“を目標にしていたメンバーと、そうでないメンバーとの方向性の違いという理由を挙げていたんです。
確かにキンプリの脱退組はデビュー当初から、世界進出を目標にしている、とこれまで数々のメディアで発言していましたが……実際のところ、語学力を含めて、その可能性には疑問の目を向ける人も多い。それに、彼らは自身で楽曲を制作したり、動画を編集したりという、藤井さんのような自らで海外に向けて発信する力はまだない。前途はなかなか厳しいかもしれませんね……」(制作関係者)
日本が誇るJーPOPスターとなった藤井風。この才能に世界のBTSが惚れ込んでのコラボが実現するとなれば、さらなるステップアップとなるのは間違いないだろう。“世界の藤井風”となる日は近い?