『スッキリ』「来年3月終了話」のウラで加藤浩次「ジャニーズ忖度」に男気ブチギレ!新しい地図も「救った」“狂犬ぶり”完全復活の裏側!!

日刊大衆

加藤浩次(極楽とんぼ)
加藤浩次(極楽とんぼ)

 お笑いコンビ・極楽とんぼ加藤浩次(53)が11月7日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)でKing&Prince(キンプリ)の平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)に言及し、一部で話題を呼んでいる。

 11月4日夜、平野、岸、神宮寺の3人が2023年5月22日をもってグループから脱退し、平野と神宮寺は脱退と同時に、岸は2023年秋にジャニーズ事務所を退所することが発表された。永瀬廉(23)と高橋海人(23)は事務所に残留し、キンプリとして活動を続ける。

 公式サイトでは退所の理由を「海外での活動をはじめとして、それぞれに目指す方向が異なってきていることもわかってまいりました」と説明。

 平野も「あらためて自分の年齢と向き合ったときに、海外で活躍できるグループを目指すというのは、そこにグループのそれぞれの活動方針を踏まえた上で、全力で取り組んだとしても“もう遅いな”と感じてしまい、目標を失い、今回の決断に至りました」とファンクラブ向けの動画で語った。

■「いつまでそんなことやってるの」

『スッキリ』ではそんな3人に加藤が、「誰かがやらないといけないし、世界を目指すっていう権利は全員にあるんです。だから3人は堂々と言っていいし、恥ずかしいことないし、どんどん言っていい」とエールを送った。

 さらに、事務所を退所することで仕事が制限されるという考えにも、「いつまでそんなことやってるの、この芸能界って、僕は正直思います」と漏らし、「優秀な人間を使っていくっていうのがエンターテインメントであって、それは平等にあるべき。そこがないと、日本の芸能界はやっぱり国内だけのものになっていくなって僕は思っている」と持論を展開した。

「加藤さんは圧力や忖度が大嫌いですからね。元SMAP新しい地図稲垣吾郎さん(48)、草なぎ剛さん(48)、香取慎吾さん(45)がジャニーズ事務所を退所した当時も、今回のような“男気発言”がありました」(芸能プロ関係者)

■“ジャニーズ忖度”に「なんだよ、それ」と狂犬発言

 2017年11月に放送された『スッキリ』では、雑誌社が主催するイベントを取り上げた。このイベントには新しい地図の3人が出演していたため、ジャニーズ事務所と深いつき合いの日本テレビ編成部はイベント自体を取り上げることを嫌がっていたと、当時の『週刊文春』(文藝春秋)が伝えていた。

 しかし、それを知った番組MCの加藤が「うちは忖度する番組ではない」と主張し、『スッキリ』でもイベントを取り上げることに。ところが生放送では、3人が映っている場面をカットしてオンエアしたのだ。

 これに激怒したのがナレーションの「天の声」して出演する南海キャンディーズ山里亮太(45)だった。山里はVTRに映っていない新しい地図の3人について「香取くんと草なぎくんと、吾郎ちゃんも選ばれてるのよね」とコメントし、さらに加藤が、「なんで(VTRに)いないの? なんだよ、それ」と不満を漏らした。

『週刊文春』によると、山里と加藤の発言により、現場はパニックに陥ったという。

■来年3月『スッキリ』終了でさらに「怖いものナシ」に!?

 前出の芸能プロ関係者が続ける。

「その後、パラリンピック絡みで稲垣さん、草なぎさん、香取さんが『スッキリ』に出演する機会も増えましたが、これも加藤さんの男気発言や忖度しない姿勢がきっかけになったのかもしれません。

 そしてキンプリを脱退する平野さん、岸さん、神宮寺さんにも同じように“忖度でテレビに出られなることはあってはならない”という趣旨の発言をしたわけです。加藤さんにしてみれば日本の芸能界の圧力、忖度は、自分には関係ないといったところでしょう。

 来年3月には『スッキリ』が終わるという話も出ていますから、今まで以上に怖いものナシなのではないでしょうか」

『スッキリ』を巡っては、2021年3月の放送でのアイヌ民族への不適切な表現がBPOから「放送倫理違反」と指摘されるなど、これまでさまざまな問題が噴出したこともあり、何度も打ち切り説が報じられてきた。

「BPOに『放送倫理違反』を指摘された番組は遅かれ早かれ終わるのがテレビ業界の慣習になっています。これまで『スッキリ』が続いていたのはアイヌの一件にしっかりと対応するためだったともっぱらです。加えて、“加藤の乱”もよくありませんでした」(前同)

■エージェント契約も解除に……

 2019年の6月から7月にかけてお笑い芸人の闇営業問題が取り沙汰された際、加藤は『スッキリ』の生放送で「今の社長、会長体制が続くなら会社を辞める」と啖呵を切り、これがきっかけとなり専属エージェント契約へ移行。2021年3月末にはエージェント契約も解除され、以降は個人事務所を設立して再スタートを切った。

「そもそも『スッキリ』は加藤さん本人ではなく、吉本上層部が取ってきた仕事だといいます。日テレサイドから吉本に“朝の情報番組を新たに始めたい”という話がきて、“誰か適役はいないですか”となり、当時サッカー番組のMCなどで存在感を示しつつあった加藤さんに白羽の矢が立ったと言われています。

 つまり、加藤さんを指名して直接来た仕事ではなかったわけです。にもかかわらず、仕事を取ってきてくれた吉本上層部を批判したことに、吉本サイドは怒り心頭。だからこそ、エージェント契約も切られてしまったんでしょう」(前出の芸能プロ関係者)

■『人生最高レストラン』も危機!?

人生最高レストラン』(TBS系)も、もともとは加藤に来た仕事ではない。チュートリアル徳井義実(47)がMCを務めていたものの、税金絡みの不祥事が明らかになり、加藤にバトンタッチすることになった。

「実は『人生最高レストラン』のMCを加藤さんから別のタレントに変えることも検討されているとささやかれています」(前同)

『スッキリ』と『人生最高レストラン』が終わると、加藤のレギュラー番組は『がっちりマンデー!!』(TBS系)、『占いなんて信じない』(テレビ東京系)、『加藤浩次のちゃっかりバズってます!!』(テレビ西日本)の3本になる。

「コンビのラジオやBSの番組もありますが、加藤さんピンだと、日テレ、テレ朝、TBS、フジテレビの主要民放キー局の番組は『がっちりマンデー』の1本のみということですよね。今、加藤さんは“主要民放キー局追放危機”に直面しているとも言えそうです。ただ、『スッキリ』で稼ぎまくりましたから、そこまで未練もないかもしれませんよね」(同)

■「4億円スッキリ御殿」のローンも完済

 加藤の『スッキリ』のギャラは、一説には1本70~80万円、年間で約2億円とも言われている。

「2006年の番組スタートから約17年。単純計算で約34億円を『スッキリ』だけで稼いできたわけです」(前出の芸能プロ関係者)

 加藤は2021年12月放送の『芸人報道SP』(日本テレビ系)に出演。2012年に購入した「都内100坪、地上2階、地下1階、7LDK」という豪邸のローンを「すでに完済している」と明かした。

「4億円とも言われる“スッキリ御殿”のローンも完済しているんです。一生分を遥かに超えるお金を稼ぎ、今後の心配もないでしょうし、『スッキリ』も終わるという話で、だったら言いたいこと、思ったことをガンガン言ってやろうという思いもあるのかもしれません。

 そもそも加藤さんは、自分自身のことも含めて圧力や忖度が大嫌いですから、今までとほとんどスタンスは変わらないのかもしれませんが」(前同)

『スッキリ』終了で、加藤の“狂犬伝説”が再び始まる!?

「『スッキリ』「来年3月終了話」のウラで加藤浩次「ジャニーズ忖度」に男気ブチギレ!新しい地図も「救った」“狂犬ぶり”完全復活の裏側!!」のページです。デイリーニュースオンラインは、がっちりマンデー!!King&Prince新しい地図人生最高レストラン高橋海人エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧