「令和のたけし&タモリ」カズレーザーが『報ステ』撃破!日テレMC新番組が呼ぶ「学界の大異変」

日刊大衆

カズレーザー(メイプル超合金)、ビートたけし、タモリ
カズレーザー(メイプル超合金)、ビートたけし、タモリ

 10月25日にスタートしたメイプル超合金カズレーザー(38)の冠番組『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系)が好評だ。

 同番組は、カズレーザーが「小難しい、でも知れば人生がちょっと変わる」という最新研究や学説を各界の専門家から学ぶという新しいスタイルの“超ハードコア教養バラエティ”。2021年末から4度にわたって特番として放送され、好評を博したことからレギュラー化が決定。

 10月25日の初回のテーマは「不老不死」。「遺伝子研究」、「人間拡張」、「がん治療」の分野の専門家を招き、最新研究から人は何歳まで生きられるかを学んだ。11月1日は「人工知能AI」で「AIに決められる人生、どこまで受け入れるか!?」といったテーマについて、3人の専門家がその可能性を語った。

「番組は3人の専門家が最新事情を解説し、それをインテリ芸人のカズレーザーさんが受講するというスタイル。不老不死やAIの話はアカデミックで取っつきにくい内容ではあったんですが、カズさんが専門家の話をよりわかりやすく噛み砕いて説明してくれたり、例え話にして面白おかしくしてくれるので、頭に入ってきやすいんです。

 より一般人目線の出演者であるジャングルポケット斉藤慎二さん(40)や内田理央さん(31)も専門家の話とともに、カズさんの解説や総括に感心していましたよね」(テレビ誌編集者)

■強敵『報ステ』を凌駕した高視聴率

 視聴者からは「初めて見たけどそういう勉強してたからかもだけど思ってたよりかなり分かりやすく説明されてて全然難しくなかった」「カズレーザーさんは博識で軽快なトークの司会は最高 専門家の話も奥深く面白いです」と好評の声が寄せられている。

 同時間帯は『報道ステーション』(テレビ朝日系)やTBSの「火曜ドラマ」枠でもあり、他局はなかなか視聴率が取れなかったのだが『カズレーザーと学ぶ。』の初回世帯視聴率は8.2%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も3.8%を記録。『報ステ』のコア2.9%を上回る高い数字をマークした。

「カズさんの難解なことを噛み砕いて伝える能力が凄まじく、それが視聴者にも刺さっているようです。

 かつてビートたけしさん(75)は『平成教育委員会』(フジテレビ系)や『たけしの万物創世紀』(テレビ朝日系)といった番組、タモリさん(77)が『ブラタモリ』(NHK総合)や『タモリステーション』(テレビ朝日系)などの番組でアカデミックな一面、博識ぶりを披露してきました。カズさんは同番組を通して今後、“令和のたけし&タモリ”になっていく、と言っても過言ではないのではないでしょうか」(前出のテレビ誌編集者)

■『カズレーザーと学ぶ。』は研究者からも大注目!

 そんな『カズレーザーと学ぶ。』は、今、専門家や有識者、学界周辺からも注目を集めているという。制作会社関係者は言う。

「似たスタイルの番組『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)は専門家もボケ役に回ったり、明石家さんまさん(67)にイジられることも少なくありませんが、『カズレーザーと学ぶ。』は専門家が、真面目に自分の研究領域のことをしっかりと説明することができるんです。そのため、専門家のほうが“番組に出たい”となっているそうなんです。

 いくら有名大学の教授になっても研究費をしっかりもらえない、企業からの支援がなかなかつかない、という学者、研究者は少なくありません。いくら将来有望な研究であっても、その人や研究に知名度がないとお金がついてこないわけです。

 そういう人たちにとって『カズレーザーと学ぶ。』は最高のプレゼンの場でもある。無理やりボケたり、キャラを作らなくてもいいですし、カズさんの分かりやすい解説も手伝い、かつ番組が高視聴率であることから、自身が研究していることが世間に広く伝わり、資金集めのチャンスにもつながるということですよね。専門家、研究者界隈でも、今、『カズレーザーと学ぶ。』は大盛り上がりをみせつつあるようですよ」

『カズレーザーと学ぶ。』を大人気番組に導いたあかつきには、カズレーザーが“新お笑いBIG3”になるのかも。

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