日本テレビの看板番組『ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ!!』での、Ｋｉｎｇ ＆ Ｐｒｉｎｃｅの岸優太（２７）の今後が話題になっている。

　キンプリは１１月４日の夜にメンバーのグループからの脱退とジャニーズ事務所からの退所を発表した。岸と平野紫耀（２５）と神宮寺勇太（２５）の３人が２０２３年５月２２日をもってグループから脱退し、平野と神宮寺は脱退と同時に、岸は２３年秋に事務所を退所する。

　そして、ＴＯＫＩＯの国分太一は１１月６日、『鉄腕ダッシュ』が放送される約２時間前に「人生生きてたらそりゃ色んなことおきる　寂しいし残念だけど　自分で選んだ道ならば全力で応援するよ　そしてこれからも自分の学んだ沢山のことを伝えていくよ　そして今日はＳｉｘＴＯＮＥＳもりもっちゃんと遊んでます」とツイート。誰とは書いていないが、岸に向けての言葉ということは明らかだった。

　そんな中で放送された『鉄腕ダッシュ』だったが、この日は岸は出演せず。国分とＳｉｘＴＯＮＥＳの森本慎太郎（２５）が、高知県の周防大島でまだ知られていない郷土料理を探す、“ＤＡＳＨメシ遺産”が放送された。

　周防大島は瀬戸内海で３番めに大きい島ということもあり、さまざまなメシ遺産が見つかると思いきや、これが苦戦。米をエビスグサの種を乾煎りした豆茶で炊く「茶がゆ」という郷土料理があると分かったものの、これを作れる人がなかなか見つからず。

■なにわ男子の藤原丈一郎が筆頭候補？

　さらにいりこだしに麦みそと砂糖、青ネギを加えて煮た「じんだみそ」も、たまたまロケ中に通りかかった女性が「作れる」と声をかけてくれ、偶然に味わえたもので、今回の放送は苦労の連続。もっと人数がいれば、手分けをしてリサーチするなど楽にロケをすすめられたはずで、以前より指摘されていた人手不足が如実にあらわれた放送回だった。

　そんな『鉄腕ダッシュ』のレギュラーメンバーである岸が、脱退と退所を発表してしまった。ファンとしては当然、今後の出演が気になるようで、前述した国分のツイートには、「ＤＡＳＨの出演はないのですか？　岸君を温かい心で見守る太一さん　その掛け合いが好きです」「太一くん、ありがとうございます。岸くんの師匠太一くん、これからも色んな事、岸くんに教えてあげたいください」など、心配のコメントが多く寄せられていた。

「岸は来年の秋に退所ということなので、『鉄腕ダッシュ』への出演はしばらく続くと思いますが、やめる日は必ず来ます。そうなると後継が気になるところですが、これまでの実績でいえば、たびたび出演しているなにわ男子の藤原丈一郎（２６）でしょうね。ただ、ここでなにわを入れると、バランス的に良くない部分があるので、微妙なんですが」（アイドル誌ライター）

　現在の若手メンバーを見ると、キンプリの岸、ＳｉｘＴＯＮＥＳの森本、Ａぇ！ｇｒｏｕｐの草間リチャード敬太（２６）となっているが……。

■Ｓｎｏｗ Ｍａｎメンバーもある？

「実はこれ、退所した滝沢秀明氏（４０）が手掛けていたＳｉｘＴＯＮＥＳ、藤島ジュリー景子氏のキンプリ、関ジャニ∞の横山裕（４１）のＡぇ！ｇｒｏｕｐと、事務所内の勢力図的にバランスいい組み合わせだったんです。ここで岸の抜けたところに関西ジャニーズのなにわ男子が入ると、そのバランスが崩れます。ジュリー氏と良好な関係を保っているＴＯＫＩＯとしては、なにわより、ジュリー氏管轄のグループメンバーを入れたいところでしょうね」（同・アイドル誌ライター）

　なにわ男子がないとなると、グループの格としては、ＳｉｘＴＯＮＥＳ、Ｓｎｏｗ Ｍａｎあたりなのだろうが、ＳｉｘＴＯＮＥＳは森本が参加しているため、可能性としてはＳｎｏｗ Ｍａｎメンバーのほうが高い。また、滝沢氏が退所したこともあり、Ｓｎｏｗ Ｍａｎはジュリー氏の管轄となっているので、なにわメンバーが入るよりはバランスが取れているといえる。

　しかし、Ｓｎｏｗ Ｍａｎは国民的アイドルになりつつあり、戦略的には『鉄腕ダッシュ』への出演よりも、冠番組を増やしていきたいところ。現実的には難しいのかもしれない。岸の穴を埋めるのが誰になるのか、今後も注目していきたい。