太陽風が地球の磁気圏を突き破り、ピンク色のオーロラが観測される (2/4ページ)
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・太陽嵐が地球の磁気圏を突き破り穴を開けたことが原因
一般的なオーロラは緑色だが、ピンク色はかなりレアだ。
オーロラは、「太陽風」という高いエネルギーを帯びた荷電粒子(プラズマ)が「磁気圏」(天体の固有の磁場に支配されている領域)を通過したときに発生する。
尚、大規模な太陽フレアが発生した際に「太陽風」が爆発的に放出され、地球上や人工衛星などに甚大な被害を及ぼす現象が「太陽嵐」だ。
地球は磁場に包まれており、これが普段から私たちを宇宙線から守ってくれているが、北極と南極では磁場が弱い。
そのため太陽風は100~300キロの上空をかすめ飛んでいく。このとき太陽風が大気中の粒子に衝突することで発光し、夜空を輝かせる。
だが一般的なオーロラは緑色だ。それは大気圏に含まれる「酸素原子」が励起してもとに戻るときに放たれる光が緑色だからだ。
ところが今回に限っては、磁気圏に穴が空いたことで、太陽風は100キロよりさらに低いところまで侵入することができた。そこは窒素が豊富にあり、窒素原子が励起した。