大相撲九州場所を100倍楽しむ!「秋場所の優勝を意識したのは12日目から」玉鷲インタビュー (2/2ページ)

日刊大衆

ここでカッとしたらダメだ! 落ち着け」と自分に言い聞かせ、勝利しました。

■優勝がかかると、寝るときも食事中も、トイレでも考えちゃう

ーー心理戦なんですね。

玉 そうですよ。でも、大関の貴景勝関には、張られて熱くなりたい。4日目、琴ノ若との張り合いがあったでしょ。あれ、俺にやってくれないかな(笑)。自分と同じ押し相撲一本で、大関にまでなっていますからね。尊敬しているし、意識している相手です。

ーー秋場所は2度目の優勝争いとなりました。心理面では、いかがでしたか?

玉 初めてのときとは全然違います。優勝がかかると、寝るときも食事中も、トイレでも考えちゃうんですよ。体も疲れて、相撲内容もおかしくなる。

 対戦相手とではなく、自分との戦いです。その経験があったので、前よりリラックスして臨めました。

ーー千秋楽は、3敗の髙安関との直接対決でした。

玉 土俵に上がる前から、髙安関の顔をじっと見ていました。すごく落ち着いている感じがしたんですね。でも、仕切りを重ねるうちに、「もしかして、(髙安関は)緊張しているんじゃないか?」と思えてきたんです。スキは必ずある……と確信しました。

 この時点で、自分が1差リードしているから、もし本割で負けても、優勝決定戦で勝てば、優勝することはできる。でも、「2回目(決定戦)は、なし! この勝負で決める!」。そう決めて、立ち合いから思い切って前に出たんです。

ーー結果、髙安関に圧勝。2回目の優勝を決めた瞬間は、どんな思いでしたか。

玉 「やったぞ!」という晴れ晴れしい気持ちだったんですが、本当のことを言えば、ホッとしたというか、「やっと終わった」という感じでしたね(笑)。国技館のお客さんが喜んでいる姿を見て、本当にうれしかったです。

ーー初優勝した2019年1月の初場所後、『週刊大衆』インタビュー(3月18日号)で、「1回(優勝を)経験すると、もう1回できるかもという欲が出てくる」と言っていたのも印象的でした。

玉 そんなこと言ってたんですね(笑)。人間って、誰にでも「欲」があると思うんです。欲しかったものを手に入れても、もっと欲しくなるし、いっぱい欲しくなる。

 初優勝から4年近くがたって、その当時より、「欲」は薄れていたかもしれないけれど、7月の名古屋場所で初めてコロナによる休場を経験して、ちょっと意識が変わったのかもしれないです。

 インタビューの続きは11月14日発売の『週刊大衆』11月28日号で。

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