キンプリ崩壊「始まりの瞬間」!!平野・岸・神宮寺が語っていた「3年前の大挫折」と「6年英語戦友」岩橋玄樹

日刊大衆

岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太(King&Prince)
岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太(King&Prince)

「僕は将来、海外を中心に活躍するジャニーズになりたいです!」

「アメリカが大好きだから、いつか全米をツアーで巡りたいんだよ」

 2016年9月に『エンタミクス』(KADOKAWA)でそう大きな夢を語っていたのは、いま脱退騒動で世間を騒然とさせているKing&Princeの元メンバー岩橋玄樹(25)。岩橋がCDデビューと同年に休養し昨年3月末に脱退したことで5人になったキンプリだが、今年11月4日に衝撃的な発表をして世間をざわつかせている。

「メンバーの平野紫耀さん(25)、岸優太(27)さん、神宮寺勇太さん(25)の3人が来年5月22日で脱退し、その後事務所も辞めると発表。永瀬廉さん(23)、高橋海人さん(23)の2人はグループに残り、活動を継続していくことが伝えられました」(女性誌編集者=以下同)

 脱退の理由について、平野と岸は目標が海外進出であること、神宮寺は岩橋の件から、今後メンバーの1人でも退所するという話が出たら自らも退所することを決めていた、ということを明かしている。

「先述の『エンタミクス』でアメリカの夢を語りつつも、その後、ジャニーズを辞めた岩橋さんですが、結果としてアメリカと日本を拠点にソロアーティストとして活動を再開することで、アメリカデビューの第一歩を飾ることに成功し、現在、音楽活動も順調。

 そんな岩橋さんについては、《平野には岩橋の自由な活動が眩しく映っていたようだ》と、11月10日発売の『女性セブン』(小学館)が報じていましたね。平野さんは神宮寺さんと一緒に、頻繁に連絡を取り合っていたという話もあります。平野さんは、岩橋さんと一緒に仕事をしている外国人マネージャー兼プロデューサーJ氏とも親交があるとされ、彼と合流する説もささやかれていますね」

 11月4日に発表した公式声明では、2021年から話し合う時間が増えた結果、キンプリは「大切にしていることは同じでも、海外での活動をはじめとして、それぞれの目指したい方向が異なることもわかりました」としていたが、“予兆”は2020年11月の時点ですでに存在していた。

■岩橋に負けず6年前から英会話を学んでいた平野

 情報番組『バゲット』(日本テレビ系)で、「2021年の目標」を「せーので行こう」と5人が同時に答えたのだが、平野、岸、神宮寺は「アメリカ」「世界へ」としたのに対し、永瀬は「ライブ(有観客ライブ)」だったのだ。

 このときは、高橋が「字が上手い人は性格がいいとおばあちゃんから聞いた」という理由で「書道教室」という珍回答をしたことでオチをつけていたが、今回の報道を受けて、《(当時は笑ったけど)これが2年後の現実》《方向性の違いはこの頃から始まってたんだね、、、》とファンは嘆いている。

「平野さんは脱退の理由について、ジャニー喜多川先代社長の夢でもあった“海外で活躍できるグループになること”を目指して頑張ってきたけど、年齢的な観点から“もう遅い”と感じてしまった、という旨のコメントをしていましたよね。これまで具体的なビジョンをほとんど語ってこなかった印象だけに、唐突だと感じる人もいたでしょうが、平野さんはかなり前から海外を見据えていたことが、デビュー年の2018年の時点で明らかになっています」

 2018年5月の『anan』(マガジンハウス)で、平野は岩橋を「アメリカが大好きすぎて、英語に対する熱意がすごい」と評していたのだが、そう語る平野もその時点で岩橋と同じくすでに2年間、英会話教室に通っていることを明かしていた。現在、ロサンゼルスに拠点を持つ岩橋に刺激を受けて、今も英会話の学習を続けていたら、2016年から今年にかけて6年間も英語を学び続けていることになる。

 今回、3人が離脱を決め、“崩壊”してしまったキンプリだが、元は全員で1つの目標に向けて頑張ってきたはず。方向性にズレが生じてしまったタイミングはいつなのか――? 過去の彼ら自身の発言を紐解いていくと、それは2019年秋から2020年の夏ごろではないか、と考えられるのだ。

「2020年9月発売の2ndアルバム『L&』収録にあたり、キンプリは“武者修行”としてアメリカのロサンゼルスでダンスレッスンやボーカルレッスンを行なっていました。

 詳細な日付は不明ですが、当時のラジオの“時差ボケ”発言や、ファンの目撃情報などから2019年秋ごろに行なわれたことだと言われています。このロサンゼルスでの“武者修行”に関して、2020年9月に『週刊朝日』(朝日新聞出版)で、キンプリの5人はインタビューに答えているんですが、今にして思うと、“脱退組”と“残留組”での強い温度差が感じられるんです……」

■崩壊のキッカケは「アメリカ武者修行」!? インタビューで浮き彫りになっていた“3対2”の「温度差」!

『週刊朝日』のインタビューで、平野は《僕はアメリカでの目的が「挫折すること」。それはすんごいかなった(叶った)》としたうえで、打ちのめされたものの、《世界のレベルを知れたというか、ここに向けて頑張ればきっとすごいグループになるだろうなというイメージはついた》とコメント。

 神宮寺は《感じたことがいっぱいすぎて、もうキャリーバッグがパンパン。アメリカでしか学べないことがこんなにもあるんだって思った。ハードルというか、壁は高いんだなって》と痛感したと語っていた。

 岸に至っては、《アメリカを見に行ったわけじゃなくて、人生を見つめ直しに行った部分もあったと言っても過言ではないから。この先の僕らが歩かなきゃいけない、まだまだ厳しい道のりというものを感じることができたね》と告白していたのだ。

「もちろん永瀬さんも“壁の高さを痛感した”、高橋さんも“久しぶりに学ぶことの楽しさを思い出した”としてはいましたが、語られる言葉の強さ、そしてインタビューの文字数を見ても平野さん、岸さん、神宮寺さんの熱量は圧倒的。それだけ3人は、アメリカ、ロサンゼルスでの武者修行で強烈な刺激を受けたということですよね。

 にもかかわらず、コロナ禍でなかなか渡米できないということを差し引いても、『King&Princeる。』(日本テレビ系)などレギュラー番組、国内コンサートにソロ活動でのドラマなど、スケジュールは一杯で、海外展開なんて余裕は全くない。

 キンプリは各々が魅力的で、人気、実力ともに十分。だからこそ、ドラマや映画、そしてバラエティ番組などソロの仕事のオファーも殺到し、“グループ5人が集結しアメリカを目指す”という夢に向かうことも、徐々に難しくなってきたのではないでしょうか。もちろん、コロナ禍も非常に大きなウエイトを占めていたことは間違いないと思われますが……。

 そんななか、約3年前のロサンゼルスでの武者修行で、アメリカでの活躍を目指しながら全く足りていない自分を痛感した平野さんたち3人が、現状の目の前のことで手一杯の日々に強い焦りを感じ、それが強い不満に変わり、結果的に限界に達してしまった――そういう可能性は十分にありそうですよね。やはり、このアメリカ武者修行が、転機だったのかもしれませんね……」

 11月4日、3人がキンプリ離脱を発表した日、ファンクラブサイトの動画で平野は「海外で活躍できるグループを目指すというのは、そこにグループのそれぞれの活動方針を踏まえた上で、全力で取り組んだとしても“もう遅いな”と感じてしまい」と語り、岸は「海外で活躍できるグループになるためには、今のままでは到底無理だとも感じるようになってきました」と胸中を明かしていた。

 メンバーの命運を大きく変えたアメリカ武者修行。それを明かしたインタビューにあった“温度差”が2年後の今、もはや埋められない“溝”となって露呈してしまった――。

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