現在放送中のスーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』（テレビ朝日系）の悪役“ソノシ”として、俳優の廣瀬智紀（３５）が出演することが１１月１３日に明らかとなった。

　廣瀬は『鬼滅の刃』や『ダイヤのＡ（エース）』といった２.５次元ミュージカルなど舞台方面で高い人気を誇る役者であり、私生活では元ＡＫＢ４８の川栄李奈（２７）と２０１９年に結婚したことで知られている。

「今年３月にスタートした『ドンブラザーズ』は、脚本が一般ドラマでいうと三谷幸喜さん（６１）や遊川和彦さん（６７）に匹敵するブランド力のある井上敏樹さん（６２）が務めること、プロデューサーも秋元康さん（６４）のような存在である白倉伸一郎さん（５７）が担当していることから、従来の戦隊とは一線を画したトンデモ展開の目白押しで人気を博してきました。

　敵組織“脳人（のうと）”も従来の“悪の組織”とは一味違いますが、このところマンネリ気味だった。そこに廣瀬さんが参戦するんです（笑）」（特撮ライタートシ＝以下同）

　ドンブラザーズと対立するはずの脳人だったが、回を追うごとにそれぞれがドンブラザーズのメンバーと意図せず親睦が深まり、奇妙な関係が芽生え、現在に至る。１１月２０日放送の第３７話で「一刻も早くドンブラザーズと決着をつけなければ、地獄の懲罰が待っている」と脳人のリーダー格・ソノイたちに警告してくるのが、廣瀬演じるソノシだ。

■橋本じゅん、戸次重幸、榊原郁恵らも参戦

　潔癖性の監察官ソノシは瞳や唇、服は鮮やかな赤。真っ白な肌がより一層赤色を際立たせていて、実に派手なカラーリングだ。高貴な貴族のような服装やオカリナという装飾や、変身後の怪人態は設定を知らなければそのまま「赤を基調にしたヒーロー」のように見える。

「変身ポーズも現場で自分が提案したものを採用していただいたので、そちらも注目していただきたいポイントです。ネチネチとなかなか嫌～な感じで演じていますが、闘う時はカッコよくしたいな～なんて、メリハリを大事に演じております。隅々まで楽しんでいただけたらうれしいです」

　と、廣瀬はコメントしている。

?ドン！新キャラ！?

ここに来て〜〜！！！
第4の脳人、参戦DON！！！

その名は『ソノシ』！
演じるのは #廣瀬智紀 さん！

マンネリ気味の脳人3人をジャッジする為
やってきた高貴な監察官！

スーツアクターは #齊藤謙也 さん

ドン37話からの登場、楽しみにしててDON〜！！??#ドンブラザース pic.twitter.com/aSZDbfCuTL

— 暴太郎戦隊ドンブラザーズ (@Donbro_toei) November 13, 2022

暴太郎戦隊ドンブラザーズ (@Donbro_toei) より

「よく若手イケメン俳優の登竜門と言われる戦隊や仮面ライダーですが、最近では今年８月末に終了した『仮面ライダーリバイス』の橋本じゅんさん（５８）やＴＥＡＭＮＡＣＳの戸次重幸さん（４９）、昨年放送の『機界戦隊ゼンカイジャー』の榊原郁恵さん（６３）のように中堅・ベテラン俳優陣も注目されています。廣瀬さんも、本作でさらに人気が出ること請け合いです」

　予告で見せた女性的な口調や強烈なビジュアルはすでに、「ソノシの声の掠れ具合が好きすぎる」「本当のラスボスはソノシかもしれない」「赤い口紅が素敵」「宝塚所属に見えてしまう」などと、ファンから大好評。

　放送終了まで、残り１クールの『ドンブラザーズ』。廣瀬の怪演に期待したい！