企業人事部が知るべき体育会系人材の伸ばし方 (3/3ページ)

新刊JP

――自己概念とは「自分は社会人として武器になる能力を持っている」という自己概念ですよね?

松本:そうですね。能力に気づいただけでは不十分で、その能力を磨き鍛えないといけないので。

あとは何よりマインドの部分を鍛えてあげることでしょうね。ストイックに打ち込むからこそ技術が伸びていくというのはスポーツも仕事も同じです。社会に出ても自己鍛錬は必要なのですが、意外と社会人になるとこれを怠ってしまう人が多いんです。

――今回の本はどんな人を念頭に書かれましたか?

松本:元々スポーツをやっていて今社会人として働いている方や、今まさに大学で部活をやっている方、スポーツをやってるお子さんをお持ちの父兄の方に読んでいただけたらと思って書きました。

――最後に、そういった方々にメッセージをお願いします。

松本:好きなことを夢中になってやるのはすごく大切なことで、やる以上は中途半端ではなくとことんやってほしいと思っています。夢中になるからこその喜びは必ずありますし、夢中になっているからこそ傷つくこともある。夢中になれることを通じて様々な経験ができるのは素晴らしいことです。

それが次のステージでどれだけ活きるのかは、次になってみないとわからないわけですが、野球が大好きな人は練習で疲れていても自主的にバットを振ることを「努力」とは思っていないはずです。どんなスポーツであれ、「好き」を通して誰に言われなくても目的に向かって地道に訓練する習慣が身についているのは大きな強みです。この本を通してそうしたアスリート人材ならではの強みに気づいていただけたらうれしいです。

(新刊JP編集部)

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