『チコちゃん』正解の定義に岡村隆史もドン引き「そんな細かいところまで?」

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『チコちゃんに叱られる!』NHK公式サイトより
『チコちゃんに叱られる!』NHK公式サイトより

 11月11日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)で、クイズに対する正答が番組独特の基準となっており、ネット上からドン引きを集める一幕があった。

 問題となっているのは、「なんでサッカーのスローインは両手で投げるの?」というクイズ。これに答えることになったのはMCのナインティナイン岡村隆史(52)で、「よくロングスローっていうのやるんですよ、サッカー選手って。ゴール近くまで(ボールを)ブンッて飛ばす。それってなかなか難しいんですよ」といい、片手で投げる方が遠くまで飛ぶと説明した。

 その上で岡村は「あまり飛ばさないように両手で頭の後ろから通して投げるっていうルールにした」と回答。これにスタジオ出演していたお笑いタレントの大竹まこと(73)もチコちゃんよりも先に「正解です」と判定してしまうほど完璧な回答となっていた。

 しかしチコちゃんは「片手で遠くまで投げる人がいたからそうなりました。そこまではいいいです」と言い出し、「じゃあ誰が遠くまで投げたの?」とクイズの内容を変更。岡村が「砲丸投げの選手」と答えるも不正解で、チコちゃんは「ボーっと生きてんじゃねーよ!」を繰り出すことに。岡村は「そんな細かいところまで聞きます?」と困惑気味だった。

 結局、チコちゃんの答えは「クリケットの選手がめちゃめちゃ遠くに投げたから」というもの。解説はサッカージャーナリストの後藤健生(70)で、サッカーのルールができた19世紀頃からフットボール協会が発足した1863年までスローインの投げ方に関するルールはなかったものの、190センチもあり、肩も強いイングランドのウィリアム・ガンという選手の登場により一変したとのこと。

 クリケットの選手でもあったウィリアム・ガン選手は50mほどの射程距離を持っており、直接ゴールも狙えてしまうことから、1883年にスローインのルールが定められ、両手投げが指定されるようになったとのことだった。

 これにネット上からは、「正解じゃん」「岡村の正解をわざわざ不正解にするのどうなの?」「本当に柔軟さがない番組だな」という声が集まっていた。

「『チコちゃん』は問題に対し、少々捻った回答が出されがち。しかし、今回に関しては岡村が完全に正解を言っていたのにも関わらず、番組側が用意した捻った回答と合わなかったために不正解にされた形に。教養番組としてやるべきことではなく、ドン引きの声が集まっていました」(芸能ライター)

 正答を不正解にすることも多い『チコちゃん』。むしろ番組側が用意した正解も間違えていることもあることから、視聴者の信頼度をまた下げてしまったかもしれない。

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