松本人志も「異常事態」指摘!ジャニーズ“ドミノ退所”「スノスト、キスマイ、関ジャニも…」タッキー&キンプリの「次」!!

ついにお笑い界の大御所・ダウンタウンの松本人志(59)も、滝沢秀明氏(40)の“電撃退所”に言及した――。
滝沢氏は10月31日付でジャニーズ事務所の副社長を退任し、同社を退所。グループ会社「ジャニーズアイランド」の社長も9月26日付で退任し、後任は元V6の井ノ原快彦(46)が務めている。
11月13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でこの話題を取り上げた際、松本はジャニーズ事務所について「これだけの人気者が短期間でどんどん辞めていくというのは、僕はやっぱり異常事態だと思うし、何か理由があるんだろうな、原因はあるんでしょう」とコメント。
滝沢氏のみならず、11月4日にはKing&Prince(キンプリ)の平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が2023年5月でグループを脱退し、その後ジャニーズ事務所も去ること、そして残る永瀬廉(23)と高橋海人(23)は2人でキンプリを存続させていくことも発表され、芸能界に激震が走った。
「松本さんの意見には、多くの芸能プロダクションの関係者なども同意していますね。会社内にある異常事態、問題が解決されない限り、ジャニーズ帝国はさらに崩壊に向かうのでは、と多くの芸能関係者が口をそろえています。
やはり、それほど滝沢さんの存在は大きかった。今後も滝沢さんやキンプリに続くように“雪崩退社”もあるのではないかと、芸能関係者の間では盛んに話がされていますよ」(芸能プロ関係者)
■スノストの管轄が滝沢氏からジュリー氏へ移行していた
滝沢氏が退所を決意したのは、大人気グループへと成長させたスノスト(Snow ManとSixTONES)の管轄が今年に入って藤島ジュリー景子社長に移ったからだとも報じられている。
「スノストは2020年1月にジャニーズ初の同時デビューを果たして以来、快進撃を続けています。特にSnow Manは一時、ジャニーズ上層部から“デビューは難しい”とも言われたグループでした。
ところが『滝沢歌舞伎』で共演していた滝沢さんのプッシュもあってデビュー。今ではジャニーズでもトップの売り上げを誇る超人気グループへと成長を遂げました。SixTONESも遅咲きグループながら、これほどの活躍ができているのは滝沢氏の育成とプロデュースのおかげでしょう。それだけに、“2組が滝沢さんに追随する可能性はゼロではないのでは”、と言われていますね」(前同)
■超巨大グループに成長したスノストも危うい?
スノストはグループとしても、そしてメンバーそれぞれがドラマ、映画、バラエティ、舞台、CMにと大活躍。Snow Manの目黒蓮(25)が出演するドラマ『silent』(フジテレビ系)も社会現象になるほどの人気だ。
「超巨大グループへと成長を遂げたスノストが辞めるというのは現実的ではない、と感じられますよ。ただ、今後も盤石かと言われれば、決してそんなことはありません。滝沢氏の退所の話が出る以前から、メンバーだけではなく、彼らのマネージャー陣などもジュリー氏の管轄に移行することが“どうなるかわからなくて怖い”と感じていたそうで、“上司は滝沢さんのままがいい”という思いだったといいますからね。
誰に育ててもらったか、売ってもらったかと言えば、もう間違いなく滝沢さんで、ジュリー氏に恩義があるわけでもありません。滝沢さんへの恩、信頼感、そして彼のプロデュース能力を信じていて、“リスクを負ってでも滝沢さんについていきたい”と考える可能性はあるでしょうね。
ただ、スノストだけではありません。意外なところでは、関ジャニ∞も今回の一件が影響して危ういのでは、という話も出ていますね」(前出の芸能プロ関係者)
■タッキーが大倉忠義の芸能界引退を食い止めた!?
関ジャニといえば、ジュリー氏が育て上げ、プロデュースを手掛けるグループでガチガチの“ジュリー派”として知られる。ジュリー氏がベタ惚れしているというなにわ男子も大倉忠義(37)がプロデューサーを担当している。
「村上信五さん(40)は滝沢さんと同世代で非常に仲が良いんです。今回の退所も事前にいろいろと話を聞いていたことも十分に考えられますし、滝沢さんが退所したことで村上さんにも思うところは出てきそうですよね。
また、大倉さんはそもそも数年前から本気で、芸能界を引退して完全に裏方に転向することも考えていたそうですからね。そういった考えに至ったのは、執拗なストーカー被害も影響したはずです」(前同)
大倉は以前から一部の過激なファンによる悪質なストーカー被害を受けており、我慢の限界に達したのか、2018年11月に自身のブログでその被害を告白。「身勝手な行動が精神的に辛いです」「普通の人に戻る方がよっぽどらくだろう。そろそろ限界だ」(原文ママ)と綴ったほどだった。
「裏方のやりがいに加え、ストーカー被害も相まって芸能からの引退ということも頭をよぎったんでしょう。ただ、そのときに引退を止めたのが滝沢さんだったそうなんです。
滝沢さんがいなかったら、大倉さんは完全に裏方に回っていたともっぱらです。ジュリー氏との関係は悪くないでしょうが、滝沢氏が抜けたことは、村上さんと大倉さんにとっても相当大きなことだと言われていますね」(同)
■キスマイの退所説にファンは戦々恐々
滝沢氏の退所、キンプリの脱退及び退所発表を受け、ネットやSNSではKis-My-Ft2(キスマイ)の退所話も飛び交うようになり、一部ファンは不安に駆られている。
「キスマイといえば、言わずと知れたI氏派です。I氏は元SMAPのチーフマネージャーで現在は新しい地図の稲垣吾郎さん(48)、草なぎ剛さん(48)、香取慎吾さん(45)が所属するCULENの社長。SMAPが解散する前は、I氏がキスマイのプロデュースや売り込みを担当していました。
滝沢氏が退所したことで、あらためてジャニーズ事務所内の派閥の話がされるようになりましたが、かつてI氏派に属し、今でも中居正広さん(50)との共演も多いキスマイが今後、プッシュされるかと言えば、そんなことはないですよね。
ジュリー氏周辺も敵対派閥にいたキスマイをより厳しく見ていくかもしれませんし、決して安泰ではないとささやかれています」(前出の芸能プロ関係者)
■国分太一&中丸雄一も「タッキーに足を向けて寝られない」
Jr.やスノストなどの直接プロデュースに携わるタレントのみならず、ベテランや中堅のジャニーズタレントも滝沢氏には恩義を感じているという。民放キー局関係者が話す。
「TOKIOの国分太一さん(48)が『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の『ゴチになります!』のレギュラーを失ってから約3年後の2020年2月、冠番組『タイチサン』が名古屋の東海テレビでスタートしましたが、これも滝沢さんの“うちの国分を使ってくれませんでしょうか”という売り込みがあって始まった番組だといいます。
また、KAT-TUNの中丸雄一さん(39)も、今年4月から『朝だ!生です旅サラダ』のリポーターに起用されましたが、これも滝沢さんが大阪のABCテレビに営業しに行って決まった仕事だといいますからね。
A.B.C-Zの河合郁人さん(35)も地方の仕事をたくさん抱えていますが、その多くが滝沢氏が地方行脚して取ってきた仕事だといいます。彼らがすぐに辞めるということはないでしょうが、滝沢さんがしっかりやってくれたから、現在の仕事があるということ。彼らの滝沢さんへの感謝の気持ちは半端ないといいますね。
それだけ、滝沢さんに足を向けて寝られないジャニーズタレントはたくさんいるんです。雪崩式にタレントが退所するなんて“ありえない”とも言われていますが、滝沢さんの影響力と真面目な仕事ぶりを多くのタレントが評価し、心底感謝している。すぐにではないでしょうが、契約の際に“契約延長はしない”という決断をし、辞めていく退所者がポツポツ出てくるのでは、と芸能関係者の間ではささやかれていますね……」
やはり、タッキー&キンプリショックの影響はとんでもないようだ。今後、さらなる激震が待っているのだろうか――。