アンジャ渡部「4度目の正直」日テレ復帰計画!“昨年大スベリ”の大晦日特番で「渡部の親友」兼“視聴率の鬼”『行列』総合演出が蠢く!?

日刊大衆

渡部建(アンジャッシュ)
渡部建(アンジャッシュ)

 日本テレビが今年の大晦日17時から、年が明けた1月1日午前0時30分まで、7時間半のお笑い特番『笑って年越し!世代対決 昭和芸人vs平成・令和芸人』を生放送することを、11月14日に発表した。

「世代対決」をテーマに、時代を駆け抜けた「昭和芸人」と新時代を切り拓く「平成・令和芸人」が自らの世代のプライドをかけて、一夜限りのネタバトルを行なうという。

 MCを務めるのは東野幸治(55)とナインティナイン。昭和芸人チームのキャプテンを出川哲朗(58)とフットボールアワー後藤輝基(48)が、平成・令和チームのキャプテンをかまいたちが務める。

 ネタは漫才、コント、ロケなど多種多様なジャンルで展開され、審査員には「“今年の顔”となる豪華ゲストが集結する」としている。

「かねてから言われていたように、今年もダウンタウンが出演する『絶対に笑ってはいけないシリーズ』の放送はなく、昨年の大晦日に大爆死してしまった『笑って年越したい!笑う大晦日』と同じナイナイMCのネタ番組ということで、SNSには落胆の声が上がっています」(テレビ誌編集者)

■「去年爆死したやつを焼き直しか」の声も

 2021年の大晦日には、ナイナイらがMCを務めた6時間生放送の大型お笑い特番『笑う大晦日』が放送されたものの、18時30分からの第1部は平均世帯視聴率7.2%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前年の『笑ってはいけない』から約10ポイントも大幅に数字を落とし、日本テレビは11年連続だった民放トップの座から陥落してしまった。

 ツイッターには「今年もないんか…笑ってはいけない 私の年末のルーティンだったのに…」「今年も笑ってはいけないシリーズないんだね。去年爆死したやつを焼き直しか」「今年も笑ってはいけないやらないみたいです。そしてまたナイナイが司会のくそつまらない番組に」といったコメントが寄せられている。

「昭和、平成、令和と世代を区切って対決ということで、ダウンタウンの松本人志さん(59)と浜田雅功さん(59)をMCに迎えた8月13日放送の特番『ダウンタウンvsZ世代 ヤバイ昭和あり?なし?』のコンセプトを活かした感じのネタ番組になるということなのかもしれませんね。

 昨年の『笑う大晦日』は、ダラダラとした進行と内容で大不評だったこともあり、成功を収めた『vsZ世代』のフォーマットを流用するのではないでしょうか。

 他にも昨年とは大きく違う点があります。それは東野さんと後藤さんがメインに入っていることからもわかるように、番組を取り仕切るのは『行列のできる相談所』(元・行列のできる法律相談所)を担当している、“視聴率の鬼”とも言われる、日テレのエース演出家のT氏なんです」(制作会社関係者)

■昨年と同じ“ネタ番組”に芸人サイドも困惑

 T氏は前述の『行列』や、終了したが『人生が変わる1分間の深イイ話』、『有吉反省会』などの総合演出を手掛け、2019年と2020年の『笑ってはいけないシリーズ』も担当。2021年6月の人事で日本テレビの執行役員に昇格した超ヤリ手の人物だ。

「日テレ内部的には、T氏が入ったことが昨年との最大の違いということのようです。厳しいようですが昨年の担当者は失格の烙印を押され、任せられないと判断されたのでしょう。

 ただ、視聴者的には“昨年と同じナイナイMCのネタ番組”と映りますから、変化は感じられませんよね。翌1月1日の早朝からはフジテレビで同じくナイナイMCのネタ番組『新春!爆笑ヒットパレード』の放送もありますから、視聴者は“ネタ番組ばっかり”となってしまいますよね。

 それに、出演する芸人側も日テレとフジで違うネタを用意する必要もあるでしょうし、昨年も困惑していたといいますが、今年もネタの調整に四苦八苦する可能性もありそうです」(前出の制作会社関係者)

■大晦日特番でアンジャッシュ渡部が復活!?

 T氏が大晦日の大型特番を担当するということで、ある“サプライズ”も検討されているのではないかとテレビマンの間では噂されているという。

 制作会社ディレクターが話す。

アンジャッシュ渡部建さん(50)の出演ですよね。T氏は、『行列』の元レギュラーで、個人的にも親しい渡部さんをこれまで3回にわたって復活させようと策を講じてきましたが、ことごとく失敗。それを今年の大晦日に再びやるのではないか、とささやかれているんです。もはや、キー局に渡部さんを引っ張ってくることができるのはT氏のみだ、とも言われていますからね」

 2020年12月3日、同年大晦日の『絶対に笑ってはいけない2020 大貧民GoToラスベガス24時!』(日本テレビ系)に渡部が出演することが複数の週刊誌やスポーツ紙に報じられ、これを受けて渡部は謝罪会見を行なったものの、渡部の出演パートはお蔵入りに。

 会見から3日後の2020年12月6日の『行列のできる法律相談所』の生放送に渡部さんが出演する計画もあったと言われている。しかし、会見後に想像以上のクレームが殺到し、『行列』への出演も取りやめになってしまったとされる。

 2021年3月には『週刊現代』(講談社)が、同年5月の『行列』の特番で渡部が復帰すると報じ、T氏も記者の直撃に「あなたが考えている通りになると思います」とコメント。ところがこれも実現することはなかった。

■東野幸治&千鳥とも共演へ

 前出の制作会社ディレクターが続ける。

「番組MCを務めていた『王様のブランチ』でお世話になっていたTBSをぶっちぎって、日テレでの復活を画策したため、渡部さんはTBSを出禁状態になっていると言われています。そういう意味では、やはりキー局復帰は日テレ以外に考えられません」

 渡部の現在のテレビ出演は、コンビの冠番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)のみ。

 しかし、9月8日配信の『Yahoo!ニュース オリジナル RED Chair』で東野と対談し、“文春砲”を受けてからの妻・佐々木希(34)とのやりとりなども赤裸々に告白。その後、東野のYouTubeチャンネル『東野vs』にも出演し、11月20日にはビジネス書『超一流の会話力』(きずな出版)を出版することも明らかに。

 11月6日放送の『チャンスの時間』(ABEMA)の予告映像では、渡部が出演することが発表され、MCを務める千鳥の2人も「渡部だよ」「来た!」と興奮状態だった。

■“多目的トイレ不倫”の拒絶反応も徐々に薄れ……

「2020年6月の『週刊文春』(文藝春秋)に複数の女性との“多目的トイレ不倫”が報じられてからしばらくは、地上波番組への復帰は永久に無理という雰囲気でしたが、一時期の拒絶反応はずいぶん薄まってきています。

 ただ、まだまだレギュラー番組に出すのは難しいのではないでしょうか。しかし、『笑って年越し!世代対決 昭和芸人vs平成・令和芸人』は一夜限りのお笑いの“お祭り番組”ですからね。それに2020年の『笑ってはいけない』への出演がオンエア前に報じられ、これに怒りを示したとされるダウンタウンの松本さんも出ない。たくさんの芸人の中にアンジャッシュが出てネタを披露しても、ある意味でお祭り感、サプライズ感がありますよね。

 そして、お蔵入りになった2020年大晦日の『絶対に笑ってはいけない2020 大貧民GoToラスベガス24時!』での“渡部さんイジりネタ”も、東野さんと後藤さんとのやり取りが展開されるものでした。2年越しのリベンジ……ありそうですよね。

 もちろん、渡部さん出演の反発は大きいでしょうが、T氏も“ここしかない”と調整を進めているのでは、とささやかれていますね……」(前同)

 T氏による“第4次・渡部復帰計画”が水面下で進行中!?

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