キンプリ、氷川きよしだけじゃない…「今年がラスト『紅白』」歌手リスト!「韓流・演歌・ジャニーズ」

日刊大衆

平野紫耀(King&Prince)、氷川きよし
平野紫耀(King&Prince)、氷川きよし

 大晦日恒例『第73回NHK紅白歌合戦』の出場者が11月16日に発表された。

 出場歌手は42組(+特別企画1組)。初出場となるのは、紅組はIVEウタAimer緑黄色社会LE SSERAFIMの5組。白組はSaucy DogJO1なにわ男子VaundyBE:FIRSTの5組。

 初出場のアーティストがいる一方、今年が“ラスト紅白”になるアーティストもいる。それが氷川きよし(45)とKing&Prince(キンプリ)だ。

 2000年のデビュー以来23年連続出場を続けてきた氷川は、12月31日をもって活動休止することを発表しており、2023年からはリフレッシュ休暇に入るとされる。

 そんな氷川は、今年の『紅白』では、紅組でも白組でもなく「氷川きよし~新たなるステージへ~」と題した特別企画で出場する。

■“5人のキンプリ”が見られる貴重な機会に

 キンプリは11月4日、メンバーの平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が2023年5月22日にグループから脱退し、平野と神宮寺は同日に、主演映画の公開とPR活動を残す岸は同年秋にジャニーズ事務所を退所することを発表。

 翌23日のデビュー記念日からは永瀬廉(23)と高橋海人(23)の2人組として活動するため、現体制のキンプリでは最後の『紅白』になる。

「キンプリはNHKホールからの出演ではなく、中継での出演になるとも言われていますが、5人のキンプリが見られる数少ない機会ですからファンからは安堵の声が上がっていますね。ただ、5人のキンプリは今回がラスト。そして、氷川さんも引退するわけではないですが、少なくとも数年間は『紅白』では姿は見られないでしょう。

 そして、実は今年の“ジャニーズ枠”は、昨年と同じ5枠になると言われていたんです。それで、勢いがあるとは決して言えない関ジャニ∞が落選するのではないか、と関係者の間ではささやかれていたんです。しかし今年も関ジャニは出場、ジャニーズ枠は1つ増えて6枠ということになりました」(制作会社関係者)

■明らかに勢いを落としている関ジャニ

 今年の『紅白』には、ジャニーズ事務所所属のアーティストからは関ジャニ、KinKi Kids、キンプリ、SixTONESSnow Man、なにわ男子の6組が出場する。

「キンキはCDデビュー25周年のアニバーサリーイヤー、スノスト(Snow ManとSixTONES)、さらになにわ男子はCD売り上げや活躍ぶりからも納得の選出です。そして揺れるキンプリも、CD売り上げは若手グループでもトップクラスですし、5人のラストなわけでNHKとしても絶対に出てほしかったところでしょう。

 一方の関ジャニは、ジャニーズ内では活動休止中のに次ぐ存在ですが、ファンクラブ会員数でも、キンプリ、Snow Manに抜かれたと言われ、一時期の勢いを明らかに失っています。ジャニーズファン以外の視聴者で、今年の関ジャニの楽曲を知っている人がどれぐらいいるかと言われれば、なかなか厳しいものもあるでしょうね」(前出の制作会社関係者)

■若手からの突き上げで「連続出場記録」が途絶える可能性も

 キンプリ、スノスト、なにわ男子のシングルは50万枚以上のセールスを誇っているが、関ジャニが7月6日にリリースしたシングル『喝采』は初週15.1万枚にとどまっている。

「10月28日にはTravis Japanが全世界配信デビューを果たしましたし、キンプリの崩壊で、ジャニーズJr.美 少年HiHi Jetsのデビューが早まる可能性もある。

 そうなってくると、来年の『紅白』に関ジャニが出場するのも危うくなってくるでしょうから、11回という出場記録も途切れる可能性もあるかもしれませんね」(前同)

 SNSには「紅白は売上じゃないって分かってるし関ジャニ好きだけど、なんで毎回紅白に関ジャニ出てんの?」「なんで関ジャニって毎年紅白出れてるの?関ジャニが出れてJUMPが出れない理由がわからん」といったコメントも寄せられている。

「CD売り上げのみならず、コンサートの動員数や話題性なども加味されますからね。ただ、売り上げで言うと3年連続出場のNiziUもなかなか厳しいものがあります」(同)

■「なんで今年の紅白にNiziUが出場できるんだろう」

 NiziUは1stシングル『Step and a step』が初週31.2万枚、2ndシングル『Take a picture/Poppin‘ Shakin’』が31.7万枚を売り上げたものの、今年7月20日リリースの3rdシングル『CLAP CLAP』は初週13.2万枚と、前曲に比べて約6割も売り上げを落としてしまった。

 そのため今年の『紅白』出場に「なんで今年の紅白にNiziUが出場できるんだろう。ゆうて今年大ヒットした曲ないでしょ?」「なんでNiziUは紅白出れるのに、櫻坂は出れないんだよw」と疑問を呈する声もある。

「『Make You Happy』の“縄跳びダンス”は社会現象になるほどでしたが、今やその勢いはありません。今年は他のK-POP勢もたくさん出ますから、今のままだと来年のNiziUの出場は厳しいと言われています」(レコード会社関係者)

■K-POP枠増、演歌枠減

 今年の『紅白』にはNiziU、IVE、LE SSERAFIM、JO1、TWICEと、K-POP系アーティストが5組も出場する。

 番組の制作統括は報道陣の取材に「韓国のグループに関しては日本のマーケットだけでなく、世界のマーケットを意識されているというのを今年あらためて実感した」と説明し、「そのリアルな反響は日本のマーケットの反響だけでなく、世界的な広がりを持っているので、そういうインパクトはすごく大きかった」とした。

「30代以上の視聴者の中には名前を聞いてもポカンとしてしまう人も多いはず。ただ、今回の韓国勢の躍進からもうかがえますが、NHKサイドの“若者に『紅白』を見てもらいたい”という思惑がビンビン伝わってきますよね。

 民放各局も13~49歳のコア視聴率を重視していますが、NHKも『紅白』も将来見てくれる視聴者層を開拓していかないとならない。そのため、シニア層に馴染み深いアーティストではなく、若者に振ったアーティストを増やしているのではないでしょうか。

 今後、演歌枠がさらに減っていくのも仕方がない流れにある。そのときに真っ先に切られるのは三山ひろしさん(42)だともっぱらです」(前同)

■「けん玉ギネス記録挑戦」も今年が最後に!?

 三山は2015年から8年連続で『紅白』に出場。2017年からは歌唱中に、得意のけん玉で「ギネス世界記録に挑戦」というパフォーマンスで人気を博してきた。

「演歌歌手としてはCDは売れていないわけではありません。ただ、三山さんが『紅白』に出場できるのはけん玉というフックがあるのが大きく、それがテレビ的に盛り上がるからでもありますよね。

“企画的”な要素もあるわけで、だったらもっと若者に刺さるアーティストを増やしたい、となるのも自然の流れ。今年で『けん玉ギネス記録挑戦』も最後になるかもしれませんね……」(前出のレコード会社関係者)

 栄枯盛衰の芸能界。お馴染みのアーティストも『紅白』から姿を消してしまうのだろうか――。

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