軍事施設、政治の拠点、権力の象徴…日本の「城」の歴史を紐解く【後編】 (2/4ページ)
鎌倉時代は、山上に軍事施設としての城を築き、その麓に居住用の館を設けるスタイルが一般的でした。これが戦国時代になると、居住スペースも山城内に設置するようになります。
戦国時代の初期には、こうしたスタイルの城がどんどん増えていきました。日本史上、最も城の数が多い時代です。
山から平地へさらにこの頃になると、城は軍事施設と政治の場としての施設の両方の性格を兼ね備えるようになります。各地の武士たちは自分の領地を管理運営していく必要があり、領地をひと目で把握できるような場所に築城するようになりました。
そしてその周辺には、家来の屋敷や領民の住居が配置され、城下町ができあがっていきます。
戦国時代の中期になると、各地での戦闘が激しさを増していきます。