熊切あさ美「なんでも許してしまうタイプなので…」女優3人の赤裸々「ダメ男トーク」で明かされたリアル
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熊切あさ美
11月18日、タレントで女優の熊切あさ美(42)らが都内で、映画『愚か者のブルース』の公開初日舞台挨拶をおこなった。
「『愚か者のブルース』は、広島市に実在した老舗“第一劇場”を舞台にした映画で、過去の栄光にすがる、さえない映画監督・大根(加藤雅也・59)と、収入のない彼を健気に支える女性のタマコ(熊切あさ美)を中心に、さまざまな登場人物の人生が交錯するヒューマンドラマ作品になっています」(エンタメ誌記者)
同作は、松田優作の『探偵物語』や、萩原健一の『傷だらけの天使』を彷彿とさせる1980年代の世界観で撮影された昭和の香り漂う作風が特徴。令和の時代ではなかなか見られない、刺激的なシーンも散りばめられている。
「女優の佐々木心音さん(32)と、元AKBの小原春香さん(33)は、第一劇場の踊り子役を演じているのですが、そのダンスシーンは必見です。浅草ロック座を代表する現役の踊り子・矢沢ようこさん(45)が監修しているだけあって、臨場感とリアリティを感じる、妖艶なシーンでした。
また、熊切さんも、渾身の演技で、生々しくも、はかない男女の関係を見事に映し出していました」(前同)
そんな、作品を彩る女性キャストたちが18日の舞台挨拶に登場。加藤雅也が演じた“ヒモ男”をテーマにして、赤裸々に語りあった。
■ダメ男トークに花が咲く! 熊切「ダメ男もアリかも」とニヤリ
18日の舞台挨拶は、横山雄二監督(55)が司会を務め、熊切あさ美、佐々木心音、小原春香の女性キャスト陣が登壇。開口一番、横山監督は熊切に対して、ダメ男について尋ねた。
「横山監督が“ダメ男、どうですか?”という質問を投げたところ、熊切さんは、“夢を追いかけている人ってステキだと思ってしまう。だから、ダメ男に行ってしまうんだなと思います”と発言。その答えに会場は笑いに包まれました。
続けて、横山監督から、これまでのダメ男経験ついて聞かれると、“自分しかこの人にはいないんだろうなと思うと、結局なんでも許してしまうタイプなので、(ダメ男も)アリかもしれないです”と笑みを浮かべて、さらに会場の笑いを誘っていました」(前出のエンタメ誌記者)
さらに、踊り子役を演じた佐々木、小原は、ダメ男について意見が対立した。
「佐々木さんは、熊切さんの発言にうなずきながら、“(ダメ男って)かわいいですよね。けど、かわいいって沼じゃない?”と同意していました。これに対して、小原さんは、“夢を語るのはいいんだけど、なんかちゃんとしといてほしいですね”と、ピシャリ。2人のダメ男肯定論に対して冷静に語っていました」(前同)
映画『愚か者のブルース』は、11月18日(金)から『池袋シネマ・ロサ』ほか全国で順次公開中。