中小企業の人事管理を劇的に効率化する!勝ち残れる企業の「最新HRテック」活用法 (2/2ページ)
採用に限らず、人事業務はますます便利になっていくのだが、そこで大事になるのが、数あるHRテックのサービスの中で「自社にマッチしたサービス」を見つけ出す能力だ。一度で決めるのではなく、いくつかのサービスを使ってみて試行錯誤しながら自社に合うものを探していく取り組みが、これからの中小企業では一般的になるだろう。
■人事評価との相性は?HRテックの落とし穴本書ではHRテックの使命を「アナログな人事をよりよく補完すること」だとしている。ツールやシステムの導入は手段であって目的ではないこと、またこれらによって人事業務は便利になるが、それによって人間の仕事がなくなるわけではないことを知っておくことが大切だ。
たとえば人事の中でも最重要な業務の一つに「人事評価」がある。HRテックの領域でも評価制度を扱うサービスは人気が高く、ある種の「流行」のようになっている。
ただ、「人事評価を完全クラウド化!効率的で社員の満足度も大幅アップ!」「基本無料でシステム導入でき、すぐに評価制度が始められる!」といった美辞麗句に乗って導入した結果、人事評価の基準が自社の実態に合っていなかったり、自動的に行われた人事評価について上司から納得感のある説明がなされなかったりといったトラブルも少なくないのが実態だという。
ただHRテックを導入するのではなく、自社の状況をよく把握し、調査した上で導入することが重要。テクノロジーが全てを解決してくれるわけではないのだ。
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本書ではHRテック導入のメリットや導入事例、そして導入にあたって必要な考え方など、単なるHRテックの導入ガイドではなく、「アナログな人事をよりよく補完すること」という目的のために企業側が知っておくべきことがまとめられている。
人的リソースが足りないことの多い中小企業において、HRテックは間違いなく救いだ。ただ、それを生かすも殺すもその会社次第。上手に活用するために、本書は役立ってくれるはずだ。
(新刊JP編集部)