YouTuberかいばしら「スプラッター映画が持つスピード感やテンションの高さ」麻美ゆまのあなたに会いたい!(前編)

日刊大衆

かいばしら(左)と麻美ゆま
かいばしら(左)と麻美ゆま

 今回のあなたに会いたいは、映画紹介ユーチューバーの“かいばしら”(以下=かい)さんです。ユーチューブチャンネル『GEKIDAN KAIBASHIRA』では、主にホラー系の映画をレビューされていて、分かりやすい語り口と忖度のない解説をしてくれるとあって、登録者数は30万人超え。かくいう私も、ホラー系、特に血とか内臓がブッシャーと飛び散る“スプラッター映画”が大好き(笑)! さっそく、オススメの映画を聞いてみました!

ゆま「最近、スプラッター映画が大好きってことを、あまり周囲に言わないようにしているんです」

かい「どうしてですか? 僕もスプラッター映画は好きで、よく見ていますよ」

ゆま「そんなふうに口にすると、引かれるじゃないですか。特に、男の人に“こいつ、ヤバい女だ”みたいに思われて……。せっかくの出会いのチャンスも、この趣味のせいでダメになっている気が……」

かい「アハハ。これは、あくまで僕の持論ですが、みんな、本当は引いているわけではないと思うんです。ただ、大量の血が飛び出るような映画に対して、拒否反応を示しておかないと、自分が異常者だと思われそうで怖いんです。要は、“自分は、まともな人間ですよ”とアピールしているだけのように思うんです」

ゆま「確かに! そういう人だって、家では、こっそり血が吹き出るシーンを見て、興奮しているのかもしれませんね」

かい「はい。ちなみに、麻美さんは、スプラッター映画の、どういうところにひかれますか?」

ゆま「あのハチャメチャなノリですね。ありえないぐらいの量の血がブッシャーと吹き出たり、内臓がドバァとまき散らされたり、怖いけど、笑っちゃうというか……。あと、セクシーなお姉さんがヤラれるシーンなんかも好きです」

かい「気が合いますね~。僕も、スプラッター映画の持つスピード感やテンションの高さが好きです。ホラーなのに、ウジウジしていないところがいいです」

ゆま「アハハ。確かに、ウジウジはしていませんね」

かい「好きなスプラッター映画は何ですか?」

ゆま「いっぱいありますけど、ざっと上げると『ミッドサマー』や『ファイナル・デスティネーション』『ホステル』シリーズ……」

かい「あ~、基本的には“痛めつける系”が好きなんですね」

ゆま「はい(笑)。痛めつけられているシーンを見ると、変なアドレナリンが出て、興奮してきちゃうんです」

かい「今年の夏に、日本でも公開された映画『哭悲 』は観ましたか?」

ゆま「観てないです。それも、かなりエグいんですか?」

■映画『哭悲 』はトップレベルに残酷

かい「台湾のホラーなんですが、とっても血が出ますよ! ここ10年の映画の中でも、トップレベルに残酷でした」

ゆま「へえー。どんなお話なんですか?」

かい「かいつまんで言うと、人間の脳に入り込むウイルスが、まん延するんです。そして、感染してしまった人間は、自分の中で思いつく一番残虐な方法で、人を殺そうとするんです」

ゆま「ふへえ~。ゾンビ的な感じですか?」

かい「ゾンビにはならないんです。体は生身の人間のままで、脳だけがおかしくなって、残虐性がむき出しになるんです」

ゆま「たとえば、どんな殺し方があるんですか」

かい「たとえば、ある男性は、自分の股間にあるサオを奮い立たせて……」

ゆま「おおおっ! 女性を襲うんですね。まさに残虐な本能ですね」

かい「襲うどころか、女性の目の中に、ソレを突っ込むんです」

ゆま「ひぃいっ! そんな欲望を、心の奥底に秘めていたということですか!?」

かい「はい。倫理観がヤバいですよね。でも、このシーンはまだ序の口なんです。もっと残虐なシーンがいっぱいあって……。ネタバレになってしまうので、ここまでにしますけど」

ゆま「……ヤバい、観たい」

かい「ぜひ、観てください。ちなみに、ホラー好きにオススメの動画配信サービスは『オソレゾーン』。ホラー系映画はほとんど視聴できますし、めったに見かけないレアなB級ホラーもありますよ」

ゆま「入会したい……でも、三十路の女が毎晩、オソレゾーンでホラー映画見ていたら、絶対に引かれますよね。周りには“ヒマなときはディズニー映画を見てま~す”って感じにしたほうがいいですね」

かい「アハハ。そのほうがいいかもしれませんね。それこそ、麻美さんが好きとおっしゃった『ミッドサマー』なんかは、けっこう、引かれそうですよね」

ゆま「あ~、あれは男の人は特に苦手って言いますよね」

かい「実は僕も、ちょっと苦手なんです。大自然を舞台にした、すごくきれいな映像なんですが……それが逆に不気味で」(次号につづく)

かいばしら 1988年6月2日、鹿児島県生まれ。映画紹介ユーチューバーとして活動し、自身のユーチューブチャンネル『GEKIDAN KAIBASHIRA』の登録者数は、28.5万人超え。主演・脚本・監督を務めたショートフィルム『1』はアマゾンプライム他にて配信中。
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