堂本光一、「タッキーイズム」“完全消去”!?Jr.の舞台プロデュースの裏側語る!「イノッチは柔軟剤」!!
KinKi Kidsの堂本光一(43)が11月28日放送のラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)で、舞台『JOHNNYS‘ World Next Stage』の演出の裏側について明かした。
10月31日付で滝沢秀明氏(40)がジャニーズ事務所の副社長を退任し、同社を退社したことを発表。グループ会社「ジャニーズアイランド」の社長も9月26日付で退任しており、後任に元V6の井ノ原快彦(46)が就任したことも明らかになった。
同時に井ノ原社長の“初仕事”が2023年1月1日~26日に東京・帝国劇場で上演予定の舞台『JOHNNYS‘ World Next Stage』の演出だということも発表された。同舞台の演出を井ノ原、東山紀之(56)、そして光一が担当する。
■東山は「ガンガンいこうぜ」、井ノ原は「柔軟剤」
この日の放送ではリスナーからの「『JOHNNYS‘ World』の演出を東山さんと井ノ原さんとともに行うことが発表されましたね。この3人でモノづくりをするのはどんな気持ちですか? 同じ演出という立場で東山さんと仕事するのは緊張しますか?」というメッセージを紹介。
光一は「連日、打ち合わせから何からずーっとやっておりますけど。今回“この体制でやってほしい”という話を受けてやっておりますけど」と切り出した。
そして、「東山さんはもちろん『SHOCK』の初演ではご一緒してたんですけど、制作側としてご一緒するのは初めてですから。東山さんの始動がめちゃくちゃ早いですね。東山さんからブロックごとに、東山さんとイノッチと俺で中心になって演出を受け持つ部分っていうのをつくって。で、“全体的に光一、それをまとめろ”というふうに言われたので」と、東山から指示があったと説明。
さらに「東山さんは本当に“ガンガンいこうぜ”タイプなので、それを“前後関係どうまとめましょうか”っていうのは結構こっちが戸惑うみたいなところもありますけど(笑)。でもその勢いってのは大事で、そういう勢いがないとなかなか前に進めない。実際問題として時間あんまりないところありますからね」と、演出時の東山の印象を明かした。
井ノ原については「デビュー前……Jr.の頃っていうか、それぐらいからずっとイノッチとは楽屋が一緒だったりとか。そういう関係性なので、昔からその関係性っていうのは変わらない部分がありますけど」とコメント。
そして、「もちろんイノッチが受け持つパートってのもあるんですけど、どっちかって言うと子どもたちが多いので、子どもたちのメンタルケアをね。どうしてもみなさん、東山さんと光一っていうこの体制で演出とかやられると硬直しちゃうので(笑)。イノッチがその柔軟剤になってくれるみたいなところありますけどね」と、それぞれ役割があるとした。
■ジャニーさんの想いを大事にしたい
舞台について「自分としてはこの『JOHNNYS‘ World』というものに関して……去年までは『JOHNNYS’ IsLAND』って名前になってましたけど。『JOHNNYS‘ World』に名前を戻した部分もあって」とし「“『IsLAND』ってなんで島なの? ジャニーズの島なの?”っていうふうに聞いたら、いまいちみんなから明確な答えが返ってこなかったので(笑)。“だったら『JOHNNYS‘ World』のほうがいいんじゃない?”っていうね」といったやりとりがあったという。
さらに光一は「今回のコンセプトっていうのも、タイトルに合うコンセプトかなというふうに思った部分もあったので。『JOHNNYS‘ World』のいいところ……やっぱりジャニーさんが帝劇で立ち上げた作品の1つですからね」と説明。
「そのジャニーさんの想いみたいなところを自分としては、『SHOCK』にしても『DREAM BOYS』にしてもそうですけど、そこは大事にしたいなと思っている部分なので。そこを東山さんもイノッチもいい意味でぶっ壊してくれるようなところもあるので」と、ジャニー喜多川氏(享年87)の想いを大切にしたいと心境を吐露。
■ジャニーさんの言葉を掘り起こしている
サブタイトルに『Next Stage』とついていることについては「これからの世代の子たちが、新たな時代をつくっていくっていうような意味合いも込めてますから。今までジャニーさんが遺してきた部分と新しい部分と、そういったところが共存していくようなものになればいいのかなって思ってます」と明かした。
オープニングを含めた自身の担当のパートに関しては「やるにあたってジャニーさんがよく言ってた言葉とか、そういったものを掘り起こしたくて。以前、蜷川(幸雄)さんとジャニーさんがラジオで対談されたものとかありますけど、そういうのも文字起こしして」と告白。
最後には「そこからジャニーさんの印象的な言葉とかをピックアップしながら、その言葉を受けて、新しい曲に対して私が詞を書かせてもらったりとか、ちょっとしましたけど。そういった曲も入ってきたりだとか。結構新しい印象になるんじゃないかなと思ってます」と語った。
■「タッキーイズム」からの完全脱却!?
リスナーからは「今夜のKinKiKidsどんなもんヤを『JOHNNYS‘ World』に出演するJr.くん達は、是非聴いて欲しい!! 光一さんが、どんな想いで作ろうとしているのかとか、作詞のヒントを得た話とか、話してくれてます」「ジャニワの演出のためにジャニーさんと蜷川さんのラジオを文字起こしして印象的な言葉をピックアップ?!しごできすぎる」「光ちゃんの演出や詩からジャニーさんを知らないJr.の子たちはジャニーイズムを学んだりするんだろうな」といったコメントが寄せられた。
「光一さんはジャニー氏の名前は連呼したものの、滝沢さんの名前はいっさい出しませんでした。辞めたばかりですから、なかなか出せないという事情もあったのかもしれませんが、舞台のタイトルを変更したことも含めて、“タッキーイズム”からの刷新を考えているようにも感じられますよね。
2017年から『JOHNNYS‘ World』としてスタートした舞台は『JOHNNYS’ IsLAND』となり、2019年からは滝沢さんが演出サポートに入りました。そしてその滝沢さんが初代社長を務めたのが『ジャニーズアイランド』ですからね……。
舞台『JOHNNYS’ IsLAND』や関連会社『ジャニーズアイランド』は滝沢さんの命名ではないと思われますが、やはり彼が象徴的な存在です。その滝沢さんが退所したこもあり、光一さん、東山さん、井ノ原さんたちプレイングマネージャー含めて、ジャニーズサイドはタッキーイズムから新時代への大リニューアルを図ろうとしているのかもしれませんね……」(女性誌ライター)
滝沢氏の退所を受け、ジャニーズは急ピッチで構造改革に乗り出そうとしているようだ。