佐藤健、世界進出には「映画より連ドラ」の決意!「日本人初のアジアンスターを誕生させる」候補はネトフリ話題のあの若手?

日刊大衆

佐藤健
佐藤健

 11月28日放送の『スイッチインタビュー』(Eテレ)に俳優の佐藤健(33)が出演。美術作家の奈良美智(62)を相手に、日本のエンターテインメントの世界進出への野望を明かした。

 この番組は、異なる分野で活躍する2人の達人が、ゲストとインタビュアーを“スイッチ”しながら、成功への道筋や独自の哲学を語り合うというもの。前回、佐藤は奈良について「僕にとってアートっていうものとの出会いが、イコール奈良さんの作品」と、奈良への憧れを語っていた。

 今回は、奈良がインタビュアー、佐藤がゲストとなり、対談の場所は北海道の小樽にある天狗山。佐藤が満島ひかり(37)とダブル主演したNetflixオリジナルドラマ『First Love 初恋』のロケ地で、満島との印象的なシーンが撮影された場所だという。

 子役時代について問われると、佐藤は「(今の演技に)まったくイキてない」と苦笑い。「恥ずかしがり屋すぎて、なんで始めたのかもよく分からないんですよ」「(親に)“健は向いてないんだね”、“こんなにシャイじゃできないね”って言われてヤメたんですよ」と振り返った。

 そして、『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)でドラマ初主演したときも、シャイな性格は変わっておらず、最初は恥ずかしかったが、「埼玉の子が渋谷に稽古に行って、自分を知っている人は誰もいない環境で、どうでもいいかなと思って、気合と根性で演技してみたら楽しかった」と明かした。

■連続ドラマで世界に出る?

 また、役者としての覚悟を問われると、佐藤は「覚悟を決めたり、決断したことはない」としつつ、「明確な夢みたいなものを今、初めて持っている」と告白。「日本のエンターテイメントを世界に、具体的に言うとアジアに持っていきたい」が、「自身が海外の作品に出たいわけではない」という。

 続けて、「日本で作っている日本語の作品を、もっと世界中の人に見てもらえるようにしたい」と主張。佐藤は世界で見られている韓国ドラマが、自分たちの可能性を示してくれたとし、「僕は、(世界進出の)最初はドラマな気がしていて、映画はそのあとのような気がしてる」と語った。

 そして、カルチャーが世界に広がっていくとき、必要なのは“人間”であり“スターの存在”だと言うと、フィギュアスケートの羽生結弦選手(27)が、世界的な人気になっていったときと近いと説明。「まず、やらないといけないことは、日本人初のアジアンスターを誕生させること」だと発言した。

 さらに、佐藤は「そのために僕が思う方法、一番の近道は、いい役者がいい役をやること、かつ、映画より連続ドラマじゃないかな? そっちのほうが、“人”を愛してもらいやすいんじゃないかって気がしていて、なんとなく、そんなことを考えている」と、世界進出へのプランを真摯に語っていた。

「世界進出を映画ではなく、連続ドラマでというのが驚きましたね。韓国ドラマ『イカゲーム』などが世界中でヒットしたことが影響していると思いますが、かなり踏み込んでいて、佐藤自身が考え抜いたプランのようです。また、アジアンスターを誕生させる必要性も説いていることから、佐藤がプロデュースにまわる可能性も高そうですね」(芸能関係者)

■木戸大聖をプロデュース?

 佐藤がプロデュースするのなら、今回、『First Love 初恋』で佐藤の少年時代を演じ、ポスト佐藤健という声もある、木戸大聖(25)が最有望株だろう。オーディションで本作に抜擢された木戸は、演技経験がまだ浅いものの、そのピュアな存在感を佐藤が絶賛しているという。

 そのほか、佐藤とともに大手芸能事務所・アミューズから独立し、新会社・Co-LaVoを設立した盟友、神木隆之介(29)の可能性もある。アミューズ側は「新時代に向かってチャレンジをする本人たちの意向を尊重した」とコメントしており、世界進出への障壁はないようだ。

 佐藤自身も、来年1月放送開始の井上真央(35)主演のドラマ、『100万回 言えばよかった』(TBS系)の出演が予定されている。世界を見据える佐藤の演技に注目したい。

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