朝ドラ『舞いあがれ!』目黒蓮だけが頼み?『ちむどんどん』レベルの大ゴケ危機の戦犯は“ヒロイン感ゼロ”福原遥

日刊大衆

※画像はNHK『舞いあがれ!』公式サイトより
※画像はNHK『舞いあがれ!』公式サイトより

 福原遥(24)主演のNHK連続テレビ小説舞いあがれ!』が、浪速大学の人力飛行機のサークル“なにわバードマン”から、舞台を航空学校に移したが、週平均視聴率が15%台後半と伸び悩み、前期放送の『ちむどんどん』の二の舞い(全話平均15.8%)になる危険性が見えてきた。

 11月28日~12月2日放送の第9週「私らはチームや」は、舞(福原遥)は帯広の航空学校で、いよいよフライト課程に臨むことに。しかし、そこには容赦なく学生をフェイル(退学)させると言われている、鬼教官・大河内(吉川晃司/57)が待ち構えていた。

 舞は、柏木(目黒蓮/25)、水島(佐野弘樹/28)と3人1組のチームとなり、必死に訓練に臨むが課題は山積み。大河内の指導は厳しく、舞は人の命を預かるプロのパイロットになることの大変さを思い知る。そして、その過酷さから、舞たちのチームに亀裂が生まれて……という展開。

 視聴者のツイッター上の反響は、「吉川晃司が朝ドラに教官役で出てくるとなれば、それとなく鬼教官になるのを想像してしまうところ、自ら進んで理知的で冷静で、そして物腰丁寧な教官役を提示したそうだ。変わらずセルフプロデュースに卓越した人だ」などと、吉川の役作りが大絶賛されている。

■目黒蓮と吉川晃司頼み

 また、「『silent』しかり、目黒蓮さんは目や口元の動きといった、細かな表情の変化で心の動きを伝えるのが巧み過ぎる。本当に素晴らしい役者さんだ」などと、目黒への称賛の声も。舞との恋模様を匂わせるシーンもあり、次週への視聴者の期待を高めている。

 航空学校の同期として、ぶつかり合いながらもチームとしてまとまりが出てきて、舞たちはプロのパイロットへと盛り上がっている。平均世帯視聴率も航空学校編に入ってからは16%台を出す回が増えてきたが、この好調は長く続かないという声もある。

「航空学校編の数字が良いのは、キャラが立っている目黒と吉川の効果でしょう。これまで、回によっては14%台に下降することもあり、数字だけ見ると前期の『ちむどんどん』と変わりません。今はいいでしょうが、目黒、吉川が退場したとき、どうなるか分かりません」(テレビ関係者)

 視聴者から執拗なブーイングを浴びまくり、ツイッター上で「#反省会」が加熱するなど、朝ドラの黒歴史となった『ちむどんどん』の後だけに、盛り返しを期待された本作。大好評だった『カムカムエヴリバディ』と同じNHK大阪制作だが、今回はキャスティングに問題ありのようだ。

■舞は朝ドラヒロイン失格?

「ネックなのはヒロインです。朝ドラはヒロインが挫折失敗を乗り越え、そこに視聴者は共感を覚えていくのが魅力ですが、舞は、子役時代こそ大きな挫折を乗り越えましたが、その後は予定調和的な群像劇で、視聴者が思い入れしにくい。今のままでは、これ以上の伸びを期待するのは難しいでしょう」(前同)

 人生の挫折や将来への不安など、背負っているものは、むしろ、東大阪の幼なじみの貴司(赤楚衛二/28)や久留美(山下美月/23)の方が大きい。彼らのほうが気になる存在になってしまったら、舞はヒロイン失格だろう。視聴者の共感と感動を呼ぶことができるかは、今後、舞がどんな人生を送るかがカギになる。

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