NHK「受信料7000億円」ボロ儲けでも『紅白』初出場ウタの「CG演出費」払わず!?驚愕の「ごっつぁん体質」

大晦日恒例の『NHK紅白歌合戦』の放送まで約3週間と迫る中、紅白史上初のアニメキャラクターとして出場が決まったウタの登場方法にも注目が集まっている。
11月16日、『紅白』の出場歌手が発表され、大ヒットを記録したアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』に登場する歌姫・ウタも紅組歌手に名を連ねた。ウタの歌声は劇中と同様、素顔を明かしていないアーテイストのAdo(20)が担当する。
『紅白』では、同映画とコラボレーションして「ONE PIECE UTA LIVE RED×WHITE」と題した特別企画を行う。
「Adoは顔出しNGですから、2020年の『紅白』に出場した、同じく顔出しNGのGReeeeNのような形で出るのではないか、とささやかれています」(制作会社関係者)
■ウタの映像を用意するのはNHKじゃない!?
GReeeeNは2020年の『紅白』に企画枠で登場。覆面ボーカルグループとしてこれまで顔を見せることなく活動してきたグループは、AR(拡張現実)を駆使した映像演出で番組を盛り上げた。
「あのときはモーションキャプチャーなども駆使したようですが、ウタもそうなるのではないか、と言われています。もしくはアニメ映画発のキャラクターなので『紅白』専用のアニメを作るのではないか、という噂もあります。とにかくテクノロジーを活用した仕掛けをやってくるようです。
ただ、モーションキャプチャーでCGを作成するのは、ものすごくお金がかかるんです。オリジナルアニメを作るにしても費用が多額になるのは間違いない。にもかかわらず、このウタの出演シーンに関しては、NHKが制作費を出すのではなく、レコード会社がプロモーション費を使って『紅白』用の映像を作ることになるようなんです」(前同)
■NHKの事業収入は7000億円超!
NHKの年間予算は、2016年度に初の7000億円を突破。2021年度の受信料を含む事業収入は7009億円だった。
「テレビ不況が叫ばれ、民放各局は多くの番組で予算削減が大命題になっている。一方、NHKは潤沢な受信料収入で良質な番組を作ることができるんです。そんなボロ儲け状態にもかかわらず、ウタの映像はレコード会社に負担させる、ということで、関係者からは“どうなんだ?”という声も上がっています」(前出の制作会社関係者)
■小林幸子の超豪華衣装も自腹だったが……
もちろん『紅白』に出場すれば、そのアーティストの存在は老若男女に広く知れ渡る。楽曲売り上げやコンサートの動員も増え、絶大なプロモーションになることは確かだ。
「ただ、体裁としては、NHKが出場アーティストを選んで出てもらうわけですからね。やはりNHKが制作費を出すべきなのではないか、とも思えてきます。まぁ、小林幸子さん(69)や美川憲一さん(76)の超豪華な衣装も全部自腹だったといいますから、ウタの映像もそういう扱いなのかもしれません。
それにしたって、Adoは顔出しNGだということはわかっているわけですから、お金が有り余っているNHKが制作費を出さないということに一部で怒りの声が上がるのも当然でしょう」(前同)
ウタも『紅白』とNHKの対応に不満を抱いている!?