「倒産を知らせなかった」両親から受け継いだ4代目バチェラー黄皓の「おカネ」への哲学【黄皓独占インタビュー】(3) (3/4ページ)

日刊大衆

■倒産を知らせずに黄さんを支え続けた両親への感謝

――いつぐらいに知ったんですか。

 社会人になってからじゃないですかね。大学の時、本当にドラ息子だった。それこそ父の会社って、かつてすごいイケイケだったんですよ。貧乏からイケイケになってって、“うちはなんかのし上がったね”って、クレジットカードを持たせてもらって、1人で伊勢丹で買い物したり、京王プラザホテルのビュッフェとか食べに行ってた。

 両親はがっかりさせたくなかったのか、倒産して自分たちの生活が苦しい、ってことを言わなかったんですよ。それで、毎月僕が使う支出は変わらないわけですよね。

 両親は“お金の使い方が最近荒いんじゃないか”と注意するくらいで。僕は、“家にお金あんのにケチだな”みたいな、そんな感じだったんですよ。でも、後で親戚か祖父か、どちらかに倒産について教えてもらった時にとてつもなく自分が小者に感じてしまって、すごくショックでした。倒産したことがショックだったんじゃなくて、それに気づかずバカみたいに生きていた自分に対してショックだったことは覚えてます。

――めちゃくちゃすごいご両親ですね。

 そうそう、別に何かすごい優秀とか、何か成し遂げた両親っていうわけではないけど、一代で日本に来て、皿洗いからいろんな経験をして。でも僕に苦労かけず、自分たちで飲み込みながら負担を吸収しながら育ててきたって意味では、やっぱり身近で見てるすごい人間だなと思いますね。

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