「深夜のコンビニで、いつもの店員が話しかけてきた。無視しようとしたけど、言われた言葉に泣いてしまい...」(愛知県・30代女性) (2/4ページ)
今日、何か辛いことでもありました?」
今まで話したこともないのに、急に何を言っているんだろう? 不思議に思って無視しようと思ったのですが、気がつけば私の目からは涙がポロポロとあふれていて......。
私は「ごめんなさい。なんでもないですから」といってお釣りをもらって帰ろうとしました。すると店員さんは、両手で優しくお釣りを渡しながら、こう言ったのでした。
「自分に嘘はつかない方がいいですよ。辛かったら辛いって、誰かに言って良いんですよ」悩み相談ができる「お兄ちゃん」
その時は赤の他人の前で泣いてしまったことがたまらなく恥ずかしく、お礼も言わずに店を出てしまいました。
でもその後、彼は私の顔を見ると話しかけてくれるようになり、私も彼と話している時は安心していることに気づきました。まるで悩みを相談できるお兄ちゃんができた感覚でした。
時には私が泣き止むまでずっとそばにいてくれたり、気づけば他愛もない話で1時間以上立ち話をしたり、1度だけ一緒にご飯を食べに行ったこともありました。今となっては甘酸っぱい思い出です。

そんな日々が3年間続き、私は大学を卒業。地元愛知に帰ることになりました。
彼にもそのことを報告すると「また何かあったらいつでも来てください」と言われ、私はなぜか切なく、そして悲しくなってしまったのです。
しかし、いつまでも彼に頼ってはいけないと思い、明るくお別れしました。
3年越しの再会で彼は...そのコンビニを再び訪れたのは、卒業から3年後。大学の同級生の集まりがあったときのことです。
そこには変わらず、彼がいました。
しかし、私のことを覚えていてくれているか確信が持てず、何も言えないまま。いつもなら電子マネーを使うところを、わざと現金で払って時間稼ぎをしたものの、レジか終わってしまいそうになりました。