「深夜のコンビニで、いつもの店員が話しかけてきた。無視しようとしたけど、言われた言葉に泣いてしまい...」(愛知県・30代女性) (1/4ページ)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Sさん(愛知県・30代女性)
愛知県出身のSさんは、大学進学で静岡に移住した。
1年生の頃、アルバイトしていたのは個人経営の塾。それは思っていたよりも過酷な仕事で、日付が変わってから帰宅することも。
そんな彼女にとって帰り道にあるコンビニは無くてはならない存在だった。

<Sさんの体験談>
今から10年以上前、大学進学で地元・愛知を離れた私は、静岡で一人暮らしをしていました。
大学1年の時に個人経営の塾でアルバイトを始めたのですが、それは想像よりも辛くて、タイムカードを切ると夜中の12時すぎることもしばしば。帰り道にコンビニによって、翌日のご飯を買う毎日でした。
いつもの店員がいきなり話しかけてきた大体いつも同じ時間帯に行っていたので、レジに立っているのも同じ店員さんです。
細身の30代男性で、慣れた手つきで仕事をする人でした。すごく物静かで、時々スプーンを入れ忘れてお客さんに注意されるようなおっちょこちょいな一面も。そんなこともあってか、「申し訳ありません」が彼の口癖でした。

彼の存在を大きく感じるようになったのは、出会って2か月ほど経ったころにあった出来事がきっかけでした。いつものようにサラダパスタと水を持ってレジに向かうと、いきなり話しかけられたのです。
「あの、勘違いでしたら申し訳ありません。