2023年の箱根駅伝がもっと楽しくなる!優勝は連覇を目指す青学?駅伝三冠を狙う駒沢大?見どころをチェック!

日刊大衆

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 毎年1月2~3日に開催され、新年の注目イベントとなった「箱根駅伝」。3度目のコロナ禍で迎える今回は、ついにコース沿道での観戦が再開される。再び、箱根への往復が熱気に包まれることだろう。

「観戦の際は、マスク着用と、ソーシャルディスタンスの確保が必須です。残念ながら声を出して応援できませんが、観戦自体が自粛されていた前回と比べると、選手にもファンにも、うれしいニュースと言えます」(スポーツ紙記者)

 ランニングシューズの開発をテーマにしたドラマ『陸王』(TBS系)など、数多くのドラマ・映画で活躍中の俳優の和田正人氏も、箱根駅伝に熱い視線を注ぐファンの一人。

 ちなみに和田氏は、かつて日本大の陸上競技部に所属し、第76回、第78回の2大会に出場。4年生時はエース兼主将としてチームを引っ張った、箱根駅伝経験者でもある。

「学生ランナーにとって、箱根駅伝は憧れの舞台。それは、僕が走っていた20年前から変わっていません。選手たちも、自らの競技人生の集大成をぶつけるので、毎年、白熱したレースになるんです」(和田氏)

 箱根駅伝には前回シード権を獲得した10校と、予選会を通過した10校に、関東学生連合の選抜チームを加えた、計21チームが出場する。

 はたして、栄冠に輝くのは、どの大学か。和田氏他、識者の協力のもと、大会の見どころを探ってみよう。

 まず、今回の優勝候補から。和田氏は、上位常連校の強豪・駒澤大を推す。

「今年度の駒澤大の戦力は、他のチームより頭一つ抜けている。現に、今年10月の出雲駅伝、11月の全日本駅伝では、大会新記録の圧勝で二冠を達成しています」

 もし、駒澤大が今回の箱根を制すると、チーム史上初の学生駅伝“三冠”を達成する。史上4校しか達成したことがない偉業だけに、大注目だ。

■駒沢大の「大学生最強ランナー」は?

 そんな常勝チームを牽引するのが、“大学生最強ランナー”の呼び声も高い、エース・田澤廉(4年)。

「まるで海外の強豪ランナーのような、日本人離れをした走りが魅力。現在の国内の学生ランナーの中では、敵なしの強さを誇っていますね」(前同)

 他にも、今年度の出雲駅伝の2区で区間賞を獲得したスーパールーキー・佐藤圭汰(1年)など、実力派をエントリーした駒澤大。

 12月10日の関連イベント「監督トークバトル」では、大八木弘明監督が「今回は優勝を狙う」と、自信を覗かせた。

 箱根駅伝に出場経験のあるスポーツライターの酒井政人氏は、駒澤大の強気の裏側を、こう分析する。

「今回、全日本大学駅伝後は10000メートルレースに、ほとんど参加せず、箱根のみに焦点を当てて調整しています。なので、選手たちの仕上がりも良いはず。特に田澤は、コンディションが良ければ、区間新記録の樹立も期待できます」

 そんな駒澤大の対抗馬と目されるのが、前回の覇者で、箱根2連覇が期待されている青山学院大だ。

「青学大は、前回、10時間43分42秒という圧巻の大会新記録を樹立し、優勝しました。今回は、その当時のメンバーが7人も残っています」(前出の和田氏)

 ただ、十分な戦力を備えながら、今年度の出雲では4位、全日本駅伝では3位と駒澤大に惜敗。チーム状況に不安が残るともいわれているが、和田氏は「青学大は箱根に強い」と、大きな期待を寄せる。

 青学大の代名詞といえば、原晋監督の積極的な選手起用“原マジック”だろう。

「前回は、エース級選手が多く出場する区間に、1年生を2人配置するという大胆なオーダーを組んで、世間を驚かせました。そして、温存した戦力をつなぎの区間に投入し、見事優勝。まさにマジックです」(前出のスポーツ紙記者)

 現在発売中の『週刊大衆』1月9・16日号を読んで、新年の駅伝を楽しみにしよう。

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