ホテル内の巨大水槽破壊、魚が1500匹死亡「悲惨だった」現地ドイツ宿泊客の生々しい声、原因は (2/2ページ)
宿泊客ではなく、事件直後にたまたま現場を通った人は、「ホテルの外にも水が流れ出ていて凍っていた」と明かす。水槽の中にいたと思われる魚が道で数匹凍っていた光景を見たそうで「悲惨だった」と振り返った。
現在までに同施設の責任者は「原因は完全に不明」と言い、今後警察などを含めて明らかにしていくと発表している。しかし現地では、約2年前の大規模な改修が関係しているのではないかとする報道がいくつかある。2年前にデザインが変わり、円筒型の水槽の中にエレベーターが設けられ水槽内をエレベーターで移動できるようになった。
水槽は少しの欠陥があったのではなく全体的に突然壊れたとされており、このデザイン変更に何らかの原因があったと推測されている。ネット上では「水槽をたたく人が多くて、その積み重ねで割れたのでは」「清掃職員による何らかのミスでは」といううわさも立っている。
現在までにはっきりとした原因が分からず人々のモヤモヤもたまっているが、それ以上に現地で議論されているのは動物保護に関してだ。ドイツにも動物園や水族館があるが、一部の動物愛護家からは動物虐待という声が以前からあり、それがこれまで動物愛護に関心のなかった人にも影響を与えている。
ニュースを引用したツイートのリプライ欄には「魚を水槽に入れることは人を刑務所に入れるのと同じ」「そもそも動物は野生で生活するもので見せ物ではない」「これが教訓となって全ての水族館がつぶれればいい」といった辛らつな意見が寄せられている。
現地ではいまだに報道されており、人々の注目度も高いニュースのようだ。人間の被害は最小限に抑えられたと言ってもいいが、動物に対する規制の議論は今後さらに熱を帯びていく可能性があるだろう。