１２月２４日放送のラジオ番組『ＳｉｘＴＯＮＥＳのオールナイトニッポン　ラジオ・チャリティ・ミュージックソンＳＰ』（ニッポン放送）にＳｉｘＴＯＮＥＳの京本大我（２８）が出演。ｒａｄｉｋｏの不具合でリスナーが阿鼻叫喚する中、ふだんどおりのカオストークと歌声で２時間のソロラジオを盛り上げていた。

　この日は、同局系の特別番組「第４８回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の２４時間生放送中。前番組はＳｉｘＴＯＮＥＳのメンバーが全員揃った『ＳｉｘＴＯＮＥＳのオールナイトニッポンサタデースペシャル』で、スタジオの模様をクループ公式Ｙｏｕ Ｔｕｂｅチャンネルでも生配信されていた。

　続いて、京本がソロでＭＣを務める同番組が始まったのだが、こちらはラジオ放送とｒａｄｉｋｏによる音声配信のみとなっていた。そのため、Ｙｏｕ Ｔｕｂｅから大量のリスナーが同時流入したのか、ｒａｄｉｋｏが不具合を起こしてログインできなくなり、ツイッター上では「きょもＡＮＮ難民になってる」などと大騒ぎになっていた。

　そんな中、京本は時間帯が昨年のソロＭＣのときよりも早かったおかげか元気で、メンバーが事前に録音していたメッセージを流したり、“ラジオメール争奪戦”の大喜利など、メール募集企画を次々とこなしていく。リスナーからはメールで「順調にいってます！」などとエールが送られてきていた。

■ポケモンきっかけで暴走

　だが、羽つき餃子をネタにした大喜利メールをきっかけに、京本が映画『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』のウンチクを披露。続けて、Ｍｒｓ.ＧＲＥＥＮ ＡＰＰＬＥの「ニュー・マイ・ノーマル」に合わせて歌ったり、曲の思い出などを披露してご機嫌だったが、リスナーからウンチクの間違いを指摘されてしまう。

　メールで「京本さん不死の魔法使い失格です」とダメ出しされると、京本は「そうだ、ヤバい。俺としたことが。絶対違う、やっちゃってる」と、“不死鳥の騎士団”ではなく、“賢者の石”だったと訂正。「もう１回（シリーズ全８作品）見直すまでは、ハリーポッターを語りません」と謝罪した。

　また、京本が夢の伝道師“夢本大我”として、リスナーの夢に関しての悩みを解決するコーナーでは、「ネイリストになりたい」という夢に対し、真剣で熱量の高いガチコメントで応じていた。しかし、悩みメールが大好きポケモンのネタになると、途端にボケ始め、いつものカオスなコメントを連発。

　リスナーのツイッター上での反響は、「あんなに不安になっていたのがウソみたいにテンポよくて、とんでもおもしろ贅沢ラジオ！」「ずっとなに言ってるかよく分かんなかったけど、カオスという言葉がよく似合うラジオだったと思う。お疲れさまでした。あと、歌がうますぎます」などと好評だった。

■ドラマ出演が相次ぐ京本大我

　リスナーの指摘でとにかく多かったのが、「何を言っているか分からないけど好き」という声。自らカオス・ソルジャーと名乗るだけあって、京本のトークは非常にとらえどころがないせいだろう。それでも、そんな不思議な魅力が一般リスナーにも、ジワジワと浸透してきているようだ。

　京本は、１０月期放送のドラマ『束の間の一花』（日本テレビ系）の主演に続き、来年１月期放送のドラマ『ハマる男に蹴りたい女』（テレビ朝日系）で、ヒロインに思いを寄せる会社の同期として出演予定と好調。これまでその個性が注目されることはなかったが、ＳｉｘＴＯＮＥＳの変な生物、京本の魅力が、ようやく世間に知れ渡るかもしれない。