古代ギリシャとローマでは、汗まみれのアスリートの体の垢が人気商品だった (3/4ページ)
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ロンドンの科学博物館に所蔵されている、かなり腐食したローマ時代の青銅のストリジル / image credit:Wellcome Collection / CC BY 4.0・実際に人間の垢には健康効果があるのか?
大プリニウスは、『博物誌』の中でこの"垢"について述べていて、古代ローマ人が痔や関節の腫れ、炎症、さらには生殖器の感染症を治療するために使ったとしている。
医師のガレノスも、屋内競技場の床、壁、彫像から悪臭のする汚れを集めて、それを医療用に使用したと説明している。
紀元前2世紀のマケドニア、ベレエアの屋内競技場で発見された碑文は、客の体から集めたグロイオスの販売についてふれている。この場合は、警備員の人件費にあてられたという。