「クーポン、アプリ」使い倒しガイドガソリン代電車賃も安くなる!スマホでできる「超簡単」節約術7
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若者の持ち物という印象の強かったスマートフォン(スマホ)だが、中高年の利用も拡大しているようだ。
「昨年5月に発表された総務省の調査によると、60代のスマホ保有率は79.3%、70代でも53・1%と過半数。今や、スマホは必須アイテムです」(ITライター)
そんなスマホだが、電話やLINEだけの利用ではもったいない。
「うまくスマホを使えば大きな節約につながる」と言うのは、節約アドバイザーの丸山晴美氏だ。
「今は情報を得て、ちょっと手を動かすだけで、“お得”を手に入れられます。少ない金額でも、積み重ねれば馬鹿になりませんよ」
■決済サービスやポイントをフル活用
そこで今回は、スマホを用いた節約術を紹介。
「まず、自分のスマホのキャリア(通信事業者)が提供する、決済サービスやポイントをフル活用しましょう。たとえば、ドコモなら、『dカード』と『d払い』で公共料金や買い物を支払って、『dポイント』を貯めるといったように、系列をそろえると、ポイントが格段に貯まります」(前同)
どのキャリアも、自社ユーザーが決済サービスやポイントを利用することで、多くのメリットを得られるようになっているという。
■コンビニチェーンのアプリを
ふだん使うコンビニが決まっている人は、そのコンビニチェーンのアプリを入れておこう。
「オススメはローソン。アプリとポイントを結びつけると、“お試し引換券”と交換でき、新商品のチューハイなどが、定価の半額ほどのポイントで買えるんです」(同)
他チェーンはというと、「ファミリーマートは、決済サービス『ファミペイ』を利用すると、対象商品が割引されます。セブンイレブンも、“おにぎり30円引き”のようなクーポンや、コーヒーの無料券が配られることがあります」(同)
■牛丼店やファミレスでも
牛丼店などのファストフードやファミレスでも、独自のアプリを用意しているチェーンが多い。
「アプリを入れて、200円を払えば、永久会員になれて、以後はずっと、お通し代がタダになるという居酒屋もあります」(同)
■LINEクーポンを
とはいえ、新しい店を利用するたびに、アプリをダウンロードするのが面倒だという人には、「そんなときは、『LINEクーポン』が簡単。LINEで“友だち登録”すると、さまざまなジャンルの店の割引クーポンが発行され、それを知らせるメッセージが自動的に送られてくるんです」(前出のITライター)
■ガソリン代や電車賃も節約
一方、依然として高値が続いているガソリン代も、節約したいところだ。
「ガソリンスタンドでアプリを配信しているところもありますが、近隣のリッターあたりのガソリン価格を検索して、安い順に表示してくれる『gゴ ーゴーogo・gジ ーsエス』というアプリも便利ですね」(前出の丸山氏)
また、旅行や出張で鉄道を利用するなら、JRや私鉄各社の切符予約アプリを入れておきたい。
「たとえば、JR東日本の『えきねっと』というアプリを利用すると、新幹線や特急列車の料金が、最大で40%も割引になります」(鉄道専門誌記者)
また、ふだんの電車利用でも、『乗換案内』などのアプリで経路を検索すると、思いがけない節約ルートを見つけることができる。
今年も値上げラッシュは続きそう。スマホを活用して、冷え込む懐を少しでも暖めてほしい。