「季節の変わり目」の不調はこれで乗り切る! 「漢方・薬膳的」冬から春のおすすめ食材 (2/3ページ)

新刊JP

本書にはそんな食材がまとめられた「生薬・食材ミニ事典」が収録されている。
ここでは冬と春を元気に過ごすための食材を本書からいくつかピックアップしてご紹介しよう。

<冬>
冬はじっくり体を養う季節だ。おすすめの食材には、冷えや胃腸の働きの改善する働きを持つ食材が多く並んでいる。

【えび】
全身の陽気の源である「腎陽」を補う働きがあるという。ただし、中医学では食べると皮膚の症状を発生・悪化させる「発物」として分類されており、皮膚トラブルのある人は食べ過ぎに注意しよう。

【牡蠣】
まさに冬が旬の「海のミルク」。栄養価が高く、タウリンやミネラルを多く含む。中医学では体に潤いを与えて「血(けつ)」(血液や栄養分)を補う食材とされている。また、気分の落ち込みや不安感、ストレスや過労などの疲労も和らげるという。

【かぶ】
葉から根まで食べられるかぶは、中医学では「五臓(ごぞう)」を補い、消化を助けて胃腸の働きを整える作用があるとされているという。暴飲暴食をしてしまい胃腸を休めさせたいときにもおすすめ。

【にんじん】
寒い季節が主な旬のにんじんは、中医学では「血」を補い、自律神経系と関係が深い「肝(かん)」の働きを高めてくれる食材とされている。胃腸の働きを整え、消化を助ける働きもある。

<春>
冬が終われば、次は春がやってくる。春は冬の間に溜め込んだいらないものを出す季節で、「肝」の働きを助けてくれる食材がよいとされる。

【あさり】
体を潤し、のどの乾燥や口の渇きを解消して、体にこもった熱を冷ましてくれるのがこの食材だ。旬は春と秋で、「肝」の働きを助けてくれる。みそ汁やスープに入れて食べるのがおすすめ。

【セロリ】
春は「肝」が暴走し、「気」が高ぶりやすい季節。

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