日本人のマネーリテラシーが低い2つの理由 (3/3ページ)
というのも、今はワンルームマンションへの投資はフルローンが組めるので、キャッシュはそこまで必要ないんですよね。もちろん、きちんと勉強して、理解してからやらないといけない投資だとは思います。
――投資の種類も投資への考え方も人それぞれですが、本書のターゲットとなる年収1000万円前後の方々の投資のポートフォリオのモデルがありましたら教えていただきたいです。
永田:私は「流動性資産(換金性の高いもの:現預金など)」「安定性資産(元本割れのリスクは低いが収益性に劣るもの:債券など)」「収益性資産(元本割れのリスクはあるがリターンも期待できるもの:株など)」を等分に持つことを進めています。慎重な人であれば「流動性資産」を少し多めにして4:3:3くらいの比率で持つのもいいと思います。
――最後に読者の方々にメッセージをいただければと思います。
永田:これから年収1000万を目指そうと思っている方は、この収入帯の「現実」を知っておくことが大切ですし、今、年収1000万円前後ある方々は、資産が残らないことを嘆くのではなく「これからどうするか」「今何ができるか」を考えることが大切です。
今はもう国や企業が何とかしてくれる時代ではなくて、自分の人生は自分で組み立てる時代で、お金はそこに深く関わってきますから、お金の観点から「人生の事業計画」を作ってみるといいかもしれません。
ただ、恐れる必要はなくて、楽しみながらやっていただきたいと思っています。今回の本がそのための助けになればうれしいです。
(新刊JP編集部)
■永田智睦さんプロフィール愛知大学法学部法学科卒業。FP1級技能士、日本FP協会CFP認定者。新卒で信用金庫に入社し、約6年個人法人の営業として勤務。退社後、28歳で上京。独立系FP事務所を開業。個人で2年間事業を行い、周囲の勧めもあり法人化を決意。DragonBlood株式会社を設立。個人向けの資産コンサルティング、オンラインサロン、金融知識のトレーニング事業を中心に、中小企業においての財務コンサルティングも多く行っている。フィリピン不動産を取り扱うAPI Gateway株式会社代表取締役。未来の起業家を育てる教育プログラム「CEOキッズアカデミー」の講師も務める。先進的なFPとしてのコンサルティングを行うべく、国内外の情報を多く取り入れ、国や会社が信頼できない時代に頼られる、「顧客と共に未来へ歩んでゆける会社」を目指したいと考える。