レオナルド・ダ・ヴィンチはニュートンの100年前に重力を理解していたことがスケッチから判明 (3/4ページ)

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約500年前、レオナルド・ダ・ヴィンチは、重力の謎と加速度との関係を明らかにするべく、想像力と卓越した実験技術による独創的な実験をおこなった


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ダ・ヴィンチの行った実験を再現 / image credit: Caltech ・100%には至らなかったもののほぼ理解していた
 傑出した頭脳を持つダ・ヴィンチは、この落下する物体の加速度を数学的に表そうとしていたが、完璧にはできなかったようだ。

 もしかしたら、当時はまだ正確に時間を測定する手段がなかったことや、のちにニュートンが考案する微積分学もなかったことが原因かもしれない。

 それでもダ・ヴィンチの手法からは、現代知られている万有引力定数の97%の値が算出されることがわかっている。

 ガーリブ氏らによると、もし彼が手稿に描かれていた実験を実際にやっていたのであれば、意図的に重力の効果を発生させた人類最初の人間がダ・ヴィンチだったとしてもおかしくないという。

 同氏らは、幾何学のような当時でも使えたものを駆使して、未知の謎を探求したダ・ヴィンチのやり方に感動したとのこと。そうした創意工夫は、現代の科学でも有効なものだ。

 ガーリブ氏は、「ダ・ヴィンチがさらなる実験をしたかのか、この問題をさらに深く探究したのかどうかはわかりません」と語る。

 だが1500年代初頭に早くもこの問題に取り組んでいたという事実が、ダ・ヴィンチがいかに先進的な人間だったのか実証しているとのことだ。
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