歌って踊るダイエット!運動不足解消&筋力UP効果も痩せる「カラオケ名曲」TOP10【画像】オススメ曲「消費カロリー」リスト

日刊大衆

写真はイメージです
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 おなかの脂肪が気になりだす中高年世代。体を動かそうとは思っていても、寒さが厳しいこの季節は、特に運動不足に陥りがちだ。

 そんなあなたにオススメのダイエット法がある。ズバリ、“カラオケダイエット”だ。

「“歌う”という行為は、喉や胸の筋肉運動と、呼吸による有酸素運動を同時に行います。つまり、スポーツと同じなんです。気軽にカロリーを消費できるので、運動不足の人にはピッタリですよ」

 こう語るのは、『ATOボーカルスクール』代表で、ボイストレーナーの田中直人氏だ。

「歌うと、カロリーを消費する以外にも、表情筋や喉が鍛えられ、顔まわりが痩せたり、滑舌が良くなったりします。声の通りもよくなるので、印象も若返るんです」(田中氏=以下同)

 暖かい屋内で気軽にできて、この効果。まさに、いいことづくめだ。

■ポイントは「選曲」

 ただし、ただ歌えばいいというわけでもない。まず、ポイントとなるのは「選曲」だ。

「『俺ら東京さ行くだ』(吉幾三)など、体が自然に動くノリが良い曲は、ダイエットに向いています。一方、『瞳をとじて』(平井堅)などのバラード曲は、腹式呼吸の練習になります。特に、5分を超えるバラード曲は、腹式呼吸ができていないと上手に歌えないので、よい目安になりますよ」

 他にも、特にカロリー消費が期待できる“名曲”を10曲セレクトしたので、最終ページの表を参考にしてほしい。

■立って歌うことが大事

 さて、選曲の次はいよいよ「歌い方」。中でも、最初に意識すべきは“姿勢”だ。

「必ず、立って歌うことが大事です。背すじをピンと伸ばし、体の軸をまっすぐにして、顔は正面を向く。この直立姿勢を取ることで、呼吸も深くなって、カロリーを、より消費できるんです」

■座ったまま歌うと効果は?

 座ったまま歌うと、ダイエット効果は薄れてしまうという。

「マイクを高く掲げて、アゴを上に向けて歌う人もいますが、あれは間違い。正しい呼吸ができないので、アゴは必ず引きましょう」

■腹筋などインナーマッスルが鍛えられる

 ふだんの生活では、浅く息を吸う“胸式呼吸”の人が多いが、歌うときは必ず、腹で深く息を吸う“腹式呼吸”に切り替えたい。

「上半身の筋肉をリラックスさせると、自然と重心が下がって、ヘソから下に力が入る。その状態で、いつもの3倍くらいの空気を一瞬で吸い込むイメージで、呼吸してください」

 腹式呼吸を行うことで、腹筋などのインナーマッスルが鍛えられ、ダイエット効果が増大する。

「ちゃんと腹式呼吸ができていれば、下腹と、その裏側の背中部分が膨らみます。そこに手を当てながら歌って、正しい呼吸ができているか確認してみてください。下腹が少しでも動いていれば、オッケーです」

■ダンスやリズムを

 姿勢と呼吸をマスターしたら、さらにもう一段階。体を動かしながら、歌ってみよう。

「曲に合わせてダンスするのはもちろん、足でリズムを取るだけでも消費カロリーが大きく違ってきます。さらに、感情を込め、歌に合わせたさまざまな表情で歌うことで、表情筋が鍛えられて、顔まわりのシェイプアップ効果がアップしますよ」

 最後に、カラオケダイエットの注意点を。

■声帯に注意、水は常温で

「人間の声帯はとても傷みやすいので、声がかすれたり、喉が痛くなったりしたら、絶対に歌わないこと。また、冷たいものや熱いものは声帯にダメージを与えるので、喉を潤す際は、常温の水が一番です」

 この冬は、カラオケで健康な体を手に入れよう!

【画像】オススメ曲「消費カロリー」リスト

「歌って踊るダイエット!運動不足解消&筋力UP効果も痩せる「カラオケ名曲」TOP10【画像】オススメ曲「消費カロリー」リスト」のページです。デイリーニュースオンラインは、カラオケダイエットカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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