フランスリーグTOP3常連、そして南野拓実を獲得したASモナコについて詳しく解説!

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(写真はイメージです)
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フランスリーグの強豪チームとして知られているASモナコ。

カタールワールドカップで日本代表として活躍した南野拓実選手がASモナコに移籍したことで注目を集め、日本でも一気に知名度が上がりました。

その他にもASモナコといえば、昨年からカジノシークレットがスポンサーにつき、各方面から注目を集めたのでどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。カジノシークレットではラクジンのゲームも楽しめることもあり世界的にも名が通っているので、ASモナコとのスポンサーシップはASモナコにとっても非常に有効だったはずです。

では、ASモナコとは一体どのようなチームなのでしょうか?この記事ではASモナコの近年の成績、2022年に就任したベルギー人監督などについてわかりやすく解説しています。

■ASモナコの歴史

ASモナコは、1919年に地域の5つのクラブ(モナコ·スポール、ASボーソレイユ、エトワール·ドゥ·モナコ、ACリヴィエラなど)が合併して設立されました。その後、1948年に2部リーグに参入し、順調に成績を伸ばし、1953年に1部リーグ昇格を果たしました。

そんなASモナコの活躍が世界から注目を集めるようになったのが1960年代のことです。当時の監督は1958年に就任したリュシアン·ルデュク氏でした。ルデュク氏の指導の元、ASモナコは1960年にフランスカップにて優勝、1961年にリーグ1優勝、1963年には最初で最後のダブル優勝を達成しました。

しかし、同年の1963年にルドゥック氏が辞任を発表。これにより、それまでASモナコを引っ張ってきた主力選手も移籍を発表し、クラブの成績は落ち込んでいきます。

70年代半ばになるとチームは力を取り戻し、1979年に15年ぶりのリーグ優勝を達成。さらに1980年と1985年にクープ·ドゥ·フランスでも優勝を果たしました。

1990年代に入ると、ASモナコは若いスター選手が多くいることで、世界から注目されるようになりました。この時のチームは若い選手のスカウトや育成にも力を入れており、エマニュエル·プティやティエリ·アンリが所属していたことで知られています。

そして、1997年と2000年に2度のリーグ優勝を果たし、2004年にはチャンピオンズリーグにて準優勝をします。

2003-04シーズン終了後、チームを支え続けてきた主力選手が他クラブへ次々に移籍し、再びチームの弱体化が進みます。

2011年に転機となる出来事が起きます。それが、ロシアの大富豪ドミトリー·リボロフレフによるクラブの買収です。これをきっかけに、冬の移籍市場では早速1500万ユーロが投じられ、人員補強を実施。2012年にはラダメル·ファルカオ、ハメス·ロドリゲス、ジョアン·モウティーニョ、リカルド·カルバーリョ、ジェレミー·トゥララン、エリック·アビダルといった実力選手を獲得することに成功しました。そして、リーグ1に復帰し、再びタイトルを争うようになりました。

2015年からはカタールワールドカップでも活躍が注目されたキリアン·ムバッペが入団し、2016-17シーズンにリーグ優勝に導きました。その後、ムバッペはパリ·サンジェルマンが史上最大の移籍金(1億8000万ユーロ)を支払い、ASモナコを離れました。

その後、2022年7月に、日本代表である南野拓実をリヴァプールから迎え入れました。

2021-22シーズンには6シーズンぶりにUEFAヨーロッパリーグに出場しましたが、結果は振るわず。ベスト16で敗退となっています。

■ASモナコの近年の成績

ASモナコの2010年以降の成績は以下のとおりです。

シーズン ディビジョン クープ·ドゥ
フランス クープ·ドゥ
ラ·リーグ トロフェ·デ
シャンピオン
リーグ 順位
2010-11 リーグ·アン 18位 ベスト64 準々決勝敗退 -
2011-12 リーグ·ドゥ 8位 ベスト64 1回戦敗退 -
2012-13 リーグ·ドゥ 1位 7回戦敗退 ベスト16 -
2013-14 リーグ·アン 2位 準決勝敗退 3回戦敗退 -
2014-15 リーグ·アン 3位 準々決勝敗退 準決勝敗退 -
2015-16 リーグ·アン 3位 ベスト16 ベスト16 -
2016-17 リーグ·アン 1位 準決勝敗退 準優勝 -
2017-18 リーグ·アン 2位 ベスト32 準優勝 準優勝
2018-19 リーグ·アン 17位 ベスト32 準決勝敗退 準優勝
2019-20 リーグ·アン 9位 ベスト16 ベスト16 -
2020-21 リーグ·アン 3位 準優勝 - -
2021-22 リーグ·アン 3位 準決勝敗退 - -

■ASモナコの監督、フィリップ·クレマンって何者?

現在ASモナコの監督を務めている人物がベルギー人のフィリップ·クレマン氏です。フィリップ·クレマン氏はベルギー·アントウェルペン出身の元ベルギー代表サッカー選手であり、現役を引退した2011年から指導者としてのキャリアをスタートさせました。

2011年から2012年にかけては、フィリップ·クレメント氏がベルギー代表に選ばれた際の監督であるジョルジュ·リーケンス氏のアシスタントを務めました。

2017年にはベルギーのサッカークラブであるワースラント=ベフェレンのヘッドコーチに任命され、頭角を現します。その後、KRCゲンクにスカウトされ、就任からわずか18カ月でチームをベルギータイトルを獲得に導きました。この際には、勝率57%、1試合平均1.96点という成績を残しています。

翌年の夏にはクラブ·ブルッヘの監督に就任し、多くの若い才能を開花させることに成功。2020年と2021年のベルギー·プロ·リーグを連覇し、チャンピオンシップの最優秀監督に2度選ばれた他、ベルギースーパーカップも制覇するなど、大きな活躍を見せました。そして、2022年1月3日より、ニコ·コヴァチの後任としてASモナコの監督を務めています。

フィリップ·クレマン氏は監督業に励むだけではなく、ソーシャルメディアにも力を入れています。フィリップ·クレマン氏のインスタグラムには1万人をこえるフォロワーがおり、ツイッターのフォロワーも3000人を超えています。これらのアカウントでは試合の様子はもちろんのこと、プライベートの様子も見ることができます。さっそく、フィリップ·クレマン氏をフォローしてみよう。

フィリップ・クレマン氏の監督歴:

クラブと役職 就任 退任 試合数 平均勝ち点
モナコ
監督 2022/01/03 2024/06/30(予定) 53 1,81
クラブ·ブルッヘ
監督 2019/07/01 2022/01/02 127 1,96
KRCヘンク
監督 2017/12/18 2019/06/30 82 1,96
ワースラント=ベフェレン
監督 2017/07/01 2017/12/17 22 1,41
クラブ·ブルッヘ
暫定監督 2013/09/19 2013/09/20 - 0,00
クラブ·ブルッヘ
アシスタントコーチ 2012/11/15 2017/06/30 - 0,00
クラブ·ブルッヘ
暫定監督 2012/11/05 2012/11/14 2 0,50

フィリップ・クレマン氏の実績:

シーズン 当時のクラブ 結果
14/15シーズン クラブ·ブルッヘ ベルギーカップにて優勝
15/16シーズン クラブ·ブルッヘ ベルギー·プロ·リーグにて優勝
16/17 シーズン クラブ·ブルッヘ ベルギースーパーカップにて優勝
18/19シーズン クラブ·ブルッヘ ベルギー·プロ·リーグにて優勝
19/20シーズン クラブ·ブルッヘ ベルギー·プロ·リーグにて優勝
20/21シーズン KRCヘンク ベルギー·プロ·リーグにて優勝
21/21シーズン クラブ·ブルッヘ ベルギースーパーカップにて優勝

■ヨーロッパでの活躍

フィリップ·クレマン氏は監督として、4年間で3回のベルギー·タイトル獲得という大きな活躍を見せました。

そして、ベルギー国内だけではなく、ヨーロッパでもその存在感を見せています。

2019年10月のチャンピオンズリーグのグループステージでは、ジネディーヌ·ジダン氏が監督を務める強豪レアル·マドリードと対戦。最終的には2-2引き分けという結果になりましたが、レアル·マドリード相手に先制するなど、活躍を見せました。

また、翌年のチャンピオンズリーグでゼニト·サンクトペテルブルクに2勝(2-1、3-0)。さらに、2021年9月15日にはネイマール、ムバッペ、メッシを擁するパリ·サンジェルマン戦で引き分け(1-1)、アウェーのライプツィヒ戦では快勝(2-1)を記録しました。

■フィリップ·クレマン氏が育てた選手たち

フィリップ・クレマン氏が監督として高く評価されている理由として、若手選手を育てるのが上手いという点が挙げられます。例えば、 パリ・サンジェルマン戦では、22歳のオランダ人FWノア・ラング、20歳のベルギー人FWシャルル・デ・ケテラエを起用。この2人の選手はそれぞれ技術力、知力に優れており、そこに目をつけたフィリップ・クレマン氏は欧州サッカー界のホープであるこの2人を育て上げました。

さらに、フィリップ・クレマン氏はセネガル人選手であるクレパン・ディアッタを指導。フィリップ・クレマン氏の指導の結果、2020-2021年シーズンでは19試合で10ゴール2アシストという好成績をを残しました。

他にもフィリップ・クレマン氏が育てた選手にはルスラン・マリノフスキー、ヨアキム・メーレ、レアンドロ・トロサード、サンダー・ベルゲなどがおり、現在セリエAやプレミアリーグで活躍しています。

■現役時代の活躍

フィリップ·クレマン氏は、監督になる前、プロのサッカー選手として活躍し、500以上の試合に出場しました。

1992年、KベールスホットVACでプロとしてデビュー。そして、1995年にKRCヘンクへと移籍します。レギュラーとして活躍する中で、1998年にベルギーカップを獲得するなどその実力を見せつけました。

その後、プレミアリーグのコヴェントリー·シティFCに移籍する時期もありましたが、1シーズンのみでチームを離れ、クラブ·ブルッヘに加入しました。ブルッヘでは1999年~2009年までの10年間プレイし、キャプテンを務めるなど、中心選手として活躍。52ゴール、14アシストを記録しました。そして、チームは2002年、2004年、2007年の3回、ベルギーカップを制覇しました。

また、フィリップ·クレマン氏は1998年フランスワールドカップにも、ベルギー代表として出場しています。

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