便利、快適。家の「スマートホーム化」 で実現できる生活の変化とは (1/2ページ)
IoTの活用によって私たちの生活は大きく変わりつつある。とりわけ、分かりやすいのが生きる上でのベースとなる住空間の変化だ。
「スマートハウス」という言葉を聞いたことがあるだろう。電気の見える化、効率利用によって、節電や環境負荷の低減を目指す住宅のことだ。しかし、今や住まいのスマート化はそれだけにとどまらない。これからの時代のスタンダードは「スマートホーム」だ。
『鍵のいらない生活 スマートホームの教科書』(小白悟著、クロスメディア・パブリッシング刊)は、そのタイトルの通り「スマートホーム」とは一体何かを分かりやすく解説した一冊。そして、スマートホーム化によってどのように生活が変わるのか、どんな未来が私たちを待っているのかが書きつづられている。
では、スマートホーム化によって私たちの生活はどう便利になるのか。本書をのぞいてみよう。
■そもそも「スマートホーム」とは一体何なのか?本書で定義されている「スマートホーム」は次のようになる。
IoTやAIなどのテクノロジーを駆使して、便利で快適、そして安心・安全な暮らしを実現する住宅。もう少し砕いて言うと、さまざまな家電、設備をインターネットでつなぎ、人工知能などの先進技術で私たちの暮らしをサポートしてくれる住宅(p.18-19より引用)
つまり、「IoT×ネットワーク×住宅」の掛け合わせが「スマートホーム」だと言える。
「スマートハウス」が省エネ対策に特化した住宅と考えれば、この「スマートホーム」はより生活に根差したレベルでIoTやAIを活用し、暮らしを便利にする住宅となる。
では、具体的に住まいをスマートホーム化することによってどんなことが起こるのか。
●玄関をスマートロックにすることで、鍵の紛失リスクから解放
外出するときに、外から帰ってきたときに「鍵がない!」と焦った経験がある人は少なくないだろう。最先端の「スマートロック」ならそういったことも起こらなくなる。