7連勝でWBC世界一へ!侍ジャパンが誇る世界最強のスラッガーたちを徹底解剖

日刊大衆

画像はイメージです
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 14年ぶり、世界一奪還を目指す侍ジャパンに試練が訪れている。主軸として期待されていた鈴木誠也(28)が、カブスのキャンプ中に左脇腹を痛め、急遽、代表を辞退したのだ。

「MLB組で、貴重な右打者でもある誠也の離脱は、栗山英樹監督にとっても想定外の事態でしょう。追加招集された牧原大成(30)も素晴らしい選手ですが、経験や実績の面からも“誠也の代わり”はいませんからね」(スポーツ紙デスク)

 しかし、中軸打者が一人欠けてもビクともしないほど、現代表の打者陣は粒ぞろい。そこで今回は、侍ジャパンが誇る“世界最強”のスラッガーたちを徹底解析。打者としてのすごさに迫ってみたい。

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 決勝戦までライバル国を打ち崩し、世界一をつかみ取る。侍ジャパンの打線は、今大会ナンバーワンの呼び声も高い。初の“野球世界一”に輝いた1984年ロス五輪代表でもある、評論家の秦真司氏は、その理由をこう話す。

「一発勝負の国際大会では、よりリスクの少ない外角中心の配球に偏る傾向が強い。その意味で、ほとんどの選手が逆方向へも長打が打てる今大会の打線は、非常にバランスが取れている。読みに長けている、という部分も、他の国にはない大きな強みです」

 そんな日本代表の打者陣の“顔”といえば、やはり大谷翔平(28)。二刀流スラッガー最大の武器は、日本人離れしたパワーだろう。

■若き主砲・村上宗隆に注目

「ますますパワーアップしているし、球を捉えるポイントをつかんでもいる。反対方向に大きな本塁打が出ているのが、その証拠だ」

 “世界の王”ソフトバンク・王貞治会長がこう分析したように、34本塁打を放った昨季の平均飛距離124.1メートルは、本塁打王ジャッジらにも匹敵するMLB最高レベル。120マイル(約193キロ)に迫る打球速度も、ここ数年、話題になる機会が増えている。

「今キャンプでも、場外の駐車場にまで届く140メートル超えの特大弾を連発。あまりの飛距離に、アメリカ代表の主将も務める同僚のトラウトも、“俺の車が心配だ”と脱帽だったとか」(スポーツジャーナリスト)

 キャンプで順調な仕上がりを見せている大谷。WBCでも代名詞の“特大弾”が期待できそうだ。

「MLBの投手を誰より熟知する彼がDHでフル出場できれば、日本にとっても、これほど心強いことはありません」(前出のデスク)

 その大谷と並ぶ“核”となるのが、「4番を打ちたい」と自ら名乗りを挙げた、若き主砲・村上宗隆(23)だ。昨季は史上最年少の三冠王に、2年連続のMVPも獲得。しかし、当の本人は「全然、満足はしていない」と、慢心は見せない。

 村上といえば“王超え”を果たした本塁打に注目が集まるが、実は圧倒的な出塁率も大きな特徴だ。

「敬遠含む118四球、出塁率4割5分8厘は両リーグトップです。さらに、得点圏打率の3割5分もセ・リーグではダントツ。日本中が注視する中で、この数字が残せたわけですから、まさに”鬼メンタル”。これぞ“村神様”の面目躍如といったところでしょう」(スポーツライター)

 この続きは3月6日発売の『週刊大衆』3月20日号で。

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