女子は夫と親に仕えよ!?江戸時代の女子の心構えを説いた教訓書『女大学』その内容とは? (2/3ページ)

Japaaan

現在では、貝原益軒が書いた『和俗童子訓』巻5の「女子ニ教ユル法」を、享保の教化政策に便乗した当時の本屋が簡略化して出版したものと考えられています。

『女大学』の内容は?

『女大学』には、女子の心得としての19条が書かれています。女子教育の理念(1~3条)に始まり、婦人としての在り方や結婚後の実際の生活の心構え(4~19条)が書かれています。

たとえば、「女子は成長して、嫁に入り、夫と親に仕えるから幼少のころから過保護にしてはならない」というもの。嫁に入り夫と親に仕える、というのは現代からするとやや気になる部分ではありますが、「過保護にしてはならない」というのは一理あるかもしれません。

 

また、「容姿よりも心根の善良なことが肝要で、従順で貞節そして情け深くしとやかなのがよい」というものもあります。「従順で貞節そして情け深くしとやか」と色々なことが求められていますが、見た目よりも心が大事というのは現代の視点からも理解が得やすいのではないでしょうか。

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