営業時間外のスキー場に侵入、男子高校生が死亡 2人乗りソリでハープパイプを滑り降り雪壁に激突 (1/2ページ)

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 今冬は、多くの地域で例年よりも雪が豊富で、ウィンタースポーツ好きにはうれしいシーズンとなった。海外では、ルールを守らなかったばかりに、スキー場で命を落とした若者がいる。

 アメリカ・コロラド州のスキー場で、ハーフパイプのコースをソリに乗って滑り降りた男子高校生2名が雪壁に衝突。全身を強く打ち2名とも死亡した。海外ニュースサイト『9 News』『abc 7』などが3月22日までに報じた。

 報道によると、3月19日にイリノイ州在住の男子高校生AおよびB(それぞれ17歳、18歳)が学校の春休みを利用して、コロラド州のスキーリゾートを訪れたという。スキー場は午後4時半ごろ、この日の営業を終了した。営業終了から約4時間後、2人はソリを持って、スキー場に侵入したという。

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 2人はハーフパイプのコース上部に向かった。2人の向かった先は、終日立ち入り禁止のロープが張られていたとの情報もある。それにもかかわらず、2人はソリに乗り込み、ハーフパイプを滑り降りたそうだ。ソリはかなりのスピードで、コース下部にあった雪壁に激突した。雪壁は固い氷になっていた様子。2人とも全身を強く打ち、意識不明の状態に。すぐに救急隊が呼ばれたがA、Bともにその場で死亡が確認された。即死だったという。

 スキー場経営者の男性は、「亡くなった2人にご冥福をお祈り申し上げます。場内では警告看板を確認してください。そして営業時間外もそうですが、立ち入り禁止エリアには入らないでください。本スキー場は、ほぼすべての場所で、ソリ滑りを禁止しています。一部区画にソリ専用の場所があるので、そちらを利用してください」などと各社の取材に答え、注意を呼びかけた。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「ハーフパイプはスノーボード用。そり用ではない」「氷に激突とは。コンクリートに激突したようなもの。恐ろしい」「禁止エリアには、それなりの理由がある」「誰でも立ち入りできる環境が悪いと、スキー場が訴えられるパターン」といった声が上がった。

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