WBCの余韻にひたる間もなく…ペナントレース開幕!セリーグは巨人と阪神の一騎討ち?大波乱の順位はどうなる?

日刊大衆

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 侍ジャパンの優勝という最高の形でWBCが閉幕したが、すぐにプロ野球ペナントレースが開幕する。侍戦士たちもチームに合流し、オープン戦も全日程が終了するなど、各球団は最終調整に入っている。

 新戦力や主力選手の仕上がりを、球界OBと番記者は、どうジャッジしているのか。『週刊大衆』恒例の鉄板順位予想を届けたい。まずはセ・リーグから。

「3連覇を狙うヤクルトですが、正直言って難しそう。昨季まで守護神を務めていたマクガフが退団し、不動のリードオフマン・塩見泰隆(29)は、下半身のコンディション不良で開幕が絶望的です」(スポーツ紙ヤクルト担当記者)

 だが、ヤクルトには、WBCでも注目を集めた“村神様”こと村上宗隆(23)がいる。

「準決勝で逆転サヨナラ2点タイムリー、決勝で同点ホームランを放ちましたが、それ以外の内容が悪すぎます。昨季は56号と三冠王の重圧、そこからのWBCと、精神的に相当、すり減っているはず」(前同)

 野球解説者の江本孟紀氏も、ヤクルトを不安視する。

「村上がこけたら、皆こけた……となる恐れは大いにあるよね。私なら、村上に“35本でいい、40本なら大健闘”と言い聞かせ、去年の数字は忘れさせます。一度タイトルを獲ると、自分でも逆算して力んでしまうものだからね」

 ヤクルトが沈むセ・リーグの優勝候補の最右翼は、ズバリ巨人だ。

「もともと野手はそろっていましたが、2年目の中山礼都(20)や、ドラ4新人の門脇誠(22)など、生きのいい若手も育ってきており、若手、中堅、ベテランのバランスがいい」(スポーツ紙巨人担当記者)

■巨人がBクラスはありえない

 エースの菅野智之(33)が右肘の張りで、開幕ローテ入りが微妙だが、

「菅野の離脱は痛いですが、戸郷翔征(22)がWBCで好投を見せた一方で、大型左腕の横川凱(22)、新外国人投手のグリフィン(27)がオープン戦で結果を出した。投打ともに新戦力が活躍すれば、昨年のようなBクラスはありえないでしょう」(前同)

 V奪還を目指す原辰徳監督の最大のライバルとなるのが、岡田彰布新監督率いる阪神だ。

「これまでの阪神と違うのは、岡田監督という、しっかりとした“後ろ盾”ができたこと。原監督にも対等にモノが言える彼の存在は、大きなプラスになる」(前出の江本氏)

 青柳晃洋(29)、西勇輝(32)ら、投手陣はエース級がそろっている阪神。上位進出は、打線の奮起にかかっている。

「大山悠輔(28)、佐藤輝明(24)では、まだ不安。この2人がクリーンアップに、どしっと座って結果を出せるかでしょう」(前同)

 巨人阪神の2強を、一気に飲み込む破壊力を備えているのが、DeNA。阪神とは逆に、投手力が課題といわれ続けてきたが、

「昨年、復活した山﨑康晃(30)、エスコバー(30)、伊勢大夢(25)、入江大生(24)など、救援陣はかなり整備されているので、先発は5〜6回まで思い切って投げられる」(スポーツ紙DeNA担当記者)

 現在発売中の『週刊大衆』4月10日号では、パ・リーグの優勝候補チームについても徹底分析している。

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