「第2回マツモト建築芸術祭」のCO2排出量を信州大学・茅野准教授と計測、1世帯の年間CO2排出量(家庭部門)よりも少ない結果を確認

バリュープレス

扉ホールディングス株式会社のプレスリリース画像
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扉ホールディングス株式会社が特別協賛として参画した「第2回マツモト建築芸術祭」のCO2排出量を、環境社会学・環境エネルギー政策を専門とする信州大学・茅野恒秀准教授の監修のもと計測。通常営業をしている建物の利用、来場者の主な移動手段が徒歩となるような分散配置など、展示会場の工夫によりCO2排出を抑制。家庭部門における日本の1世帯あたりの年間CO2排出量である2.72トンよりも少ない結果となったことを確認しました。


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扉ホールディングス株式会社(本社:長野県松本市、代表取締役:齊藤忠政)は、特別協賛として参画した「第2回マツモト建築芸術祭」において、信州大学・茅野恒秀(ちの・つねひで)准教授の監修のもと、開催期間中(2023年2月4日(土)~2月26日(日))のCO2排出量を計測し、2023年3月11日(土)にその結果を取りまとめたことをお知らせいたします。開催期間中のCO2総排出量は約2.136トンで、家庭部門における日本の1世帯あたりの年間CO2排出量よりも少ない結果となりました(※日本の1世帯あたり年間CO2排出量=2.72トン/環境省の調査による2019年度実績値)。

■展示会場の工夫などによりCO2排出量を抑制
「マツモト建築芸術祭」は、長野県松本市の魅力のひとつであるノスタルジックな建築物を会場にアート作品を展示、その対比・融合・共鳴により、 松本の街に新たな化学変化を起こし、街の活性化につなげるという趣旨のもと、扉ホールディングス代表の齊藤忠政が実行委員長を務め、2022年からスタートした芸術祭です。
マツモト建築芸術祭のほとんどの展示は、通常営業をしている建物を会場としたことで、展示のための新たな設備や電力を使うことがなく、CO2の排出を抑えることができました。また会場を松本市の中心市街地にコンパクトにまとめた分散型の開催により、来場者の主な移動手段が徒歩となり、CO2排出量の抑制につなげることができました。


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▼ 「マツモト建築芸術祭」公式Webサイト:https://maaf.jp/

■環境社会学・環境エネルギー政策が専門の信州大学・茅野准教授と測定
今回のCO2測定は環境社会学・環境エネルギー政策を専門とする信州大学・茅野恒秀准教授の監修のもと、以下の通り実施しました。
                                                                                

(1)期間中の電気使用量(kWh):1419kWh
中部電力ミライズとの契約関係と想定して、同社から公表されている直近(2021年度)のCO2排出係数に基づき算出。
1419×0.388kg-CO2/kWh=550.572kg-CO2

(2)ガス・灯油の使用量(m3、L): 灯油360L
経済産業省、環境省の省令に基づいて示されている「燃料別の二酸化炭素排出量の例」に依拠して、灯油1リットルあたりのCO2排出量は2.489kg-CO2と想定して算出。
360×2.489kg-CO2/L=896.04kg-CO2

(3)ガソリン使用量(L):合計2,140km
2tトラック×1 1,020 km 7.21km/リットル
2tトラック×1 1,120 km 7.21km/リットル
ガソリンの使用量を走行距離÷燃費で296.81リットルと想定。前項と同様に、政府が示している排出量に依拠してガソリン1リットルあたりのCO2排出量は2.322kg-CO2と想定して算出。
296.81×2.322kg-CO2/L=689.19kg-CO2

マツモト建築芸術祭開催期間中のCO2総排出量 
(1)+(2)+(3)=約2.136トン-CO2

(参考)環境省の統計によれば、2019年度の実績値で日本では1世帯が1年間に2.72トン-CO2を家庭部門で排出している
                                                                                 

<信州大学・茅野恒秀准教授プロフィール>


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博士(政策科学)。2014年より信州大学人文学部准教授。2022年からは信州大学グリーン社会協創機構 地域カーボンニュートラル推進部門長を兼務。現在、長野県「くらしふと信州」(ゼロカーボン社会共創プラットフォーム)運営ミーティング座長、松本平ゼロカーボン・コンソーシアム運営委員長、自然エネルギー信州ネット理事などを務める。

■グループを挙げて地方分散型の持続可能社会をめざした活動に取り組む
2050年までにCO2の排出量を実質ゼロにするとした政府のカーボンニュートラル宣言にも表れている通り、脱炭素社会実現に向けた取り組みは持続可能な観光をめざすための大きな課題です。
扉グループは、持続可能な地球環境を実現し、自然共生社会に向けて進むべき道として、地方分散型の持続可能社会をめざした活動に取り組んでいます。扉グループが松本市で運営する「扉温泉明神館」は、2000年代初頭から環境に配慮したサステナブルな宿づくりを進めており、2009年には日本で初めて国際的なエコラベル「グリーンキー」を取得しています。
グリーンキーが求める基準においても「地域社会で環境意識をはぐくみ、協⼒パートナーに環境に配慮した実践を促す」「カーボン排出量を算出すること」などが示されており、今回のマツモト建築芸術祭においても、そうしたサステナブルに向けた活動の一環としてとらえ、CO2排出量削減を意識したイベント運営をおこないました。
今回算出した数値を基に「第3回マツモト建築芸術祭」をより環境に配慮して運営するなど、今後もサステナブルな活動に取り組んでまいります。


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【扉ホールディングス株式会社について】
本社:〒390-0815 長野県松本市深志1-2-18 コスモビル3階
代表者:代表取締役 齊藤 忠政
設立:2020年3月(グループ創業:1931年6月)
電話番号:0263-88-3266
URL:https://www.tobira-group.com/
事業内容:宿泊・飲食施設の運営

▼ 扉温泉 明神館 | https://www.tobira-group.com/myojinkan/
▼ 松本丸の内ホテル | https://www.matsumoto-marunouchi.com/
▼ Satoyama villa DEN | http://tobira-group.com/satoyamavilladen/
▼ Satoyama villa 本陣 | https://shigahonjin.jp/
▼ ヒカリヤ  |  http://www.hikari-ya.com/
▼ BISTRO HIKARIYA | http://www.hikari-ya.com/bistro/
▼ 扉セレクト(ECサイト) | https://tobiraselect.net/


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