話題の直腸がん、注意すべきこととは? 現役医師が解説 (2/3ページ)

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便潜血検査がおすすめ

40歳以降では、住んでいる地域や会社などで便潜血検査をおすすめされる。

場合によってはほぼ無料で受けられる。

やり方はすごく簡単であり、便を病院に持って行くだけだ。

そして、便の中に血が混じってないか調べる事になる。

痛みも伴わないので、様々な検診の中でもかなりおすすめの検査だ。

実際に、便潜血検査で引っかかって、そこから直腸がんを含む大腸がんが見つかることは非常に多い。

大腸カメラもおすすめ

直腸がんを早期発見するのに便潜血検査よりも有効な方法が大腸カメラ、下部消化管内視鏡検査だ。

実際、便潜血検査で引っかからない直腸がんは山ほどある。

最近ではほとんどの病院で、検査中に眠り薬を使って、寝ている間に検査が終わってしまう。

検査の前には、腸の中を空にするために、専用の薬剤液を1リットル以上飲まないといけないことが多い。

しかし、直腸がん以外にも、大腸全体を観察できるし、小さな癌がたまたま見つかったら、その場で切除もしてもらえることがあるのでおすすめだ。

生活習慣の見直しも大切

タバコ、飲酒、肥満などで直腸がんの発症リスクは高くなる。

他にも、食事の欧米化や脂肪分を摂り過ぎるとなりやすいと考えられている。

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