「語り始めたら停車不能!熱すぎる鉄道愛!」代走みつくに「鉄道を愛しすぎた芸人の巻」珍談案内人・吉村智樹のこの人、どエライことになってます! (2/2ページ)

日刊大衆

“電車が走っていた時代の名な残ごりやな”と思いながら食べると、さらに、おいしいですよ」

■誰も乗車できない?万波急行電鉄とは!?

 もう電車が走っていない場所に立ち、往時の姿に思いを馳せる。そんなふうに想像を膨らませるのが自分なりの鉄道の味わい方なのだそうだ。そして妄想は特急のように止まらなくなり、なんと! ついに「架空の鉄道会社」を脳内で運営するまでに至った。

「万波急行電鉄といいまして、千万湾の沿岸を走る路線です。山手側には大水溜温泉という名湯が湧き、万波岬にはレダマワールドというテーマパークもある楽しい路線なんです。あと、地元の民謡歌手が歌う『万急沿線数え歌』というご当地ソングもありまして……」

 聞いていて思わず「なんのこっちゃね!」と言いたくなるほど、存在しない路線の存在しない名所を熱く語り続ける彼。7年前から毎月『万急だより』という架空の広報誌まで発行しているから、マニア度がすさまじい。この面白さが関西ローカルで終わるのはもったいない。ビューンと全国へ延伸してほしいものだ。

よしむら・ともき「関西ネタ」を取材しまくるフリーライター&放送作家。路上観察歴30年。オモロイ物、ヘンな物や話には目がない。著書に『VOW やねん』(宝島社)『ジワジワ来る関西』(扶桑社)など
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