「どうする家康」で割愛するのは勿体ない!姉川合戦で大暴れした猛将・磯野丹波(磯野員昌)の十一段崩し (3/4ページ)
武勇に秀でていたため数々の合戦で勲功を重ね、大野木国重(おおのき くにしげ)・野村定元(のむら さだもと)・三田村秀俊(みたむら ひでとし)らと並んで浅井四翼と恐れられたそうです。
元亀元年(1570年)姉川の合戦では織田信長(演:岡田准一)の備えを十一段まで斬り崩し、あと一歩のところまで追い詰めました。
……浅井方は磯野丹波守秀昌先手として織田先陣十一段まで切崩す。長政も馬廻をはげましてかゝりければ。信長の手のものもいよゝゝさはぎ乱て旗本もいろめきだちぬ。……
※『東照宮御実紀(徳川実紀)』巻二 永禄十二年-元亀元年「姉川戦(大戦之一)」
これが磯野員昌の「姉川十一段崩し」、さすがの信長も生きた心地がしなかったことでしょう。
しかし、程なく朝倉勢を蹴散らした徳川勢が救援に駆けつけたため撤退。反攻を期して近江の佐和山城を堅守しました。
小谷城の主君・浅井長政(演:大貫勇輔)と連携して織田勢を悩ませた員昌ですが、やがて陸路を寸断されて孤立。元亀2年(1571年)2月24日に奮戦虚しく降伏します。
二月廿四日 礒野丹波降参申佐和山之城渡し進上して高島は罷退即 丹羽五郎左衛門爲城代被入置■キ
※『信長公記』巻四 元亀二辛未
たとえ敵であった者でも、有能な者は手厚く迎える信長。員昌は木下藤吉郎(演:ムロツヨシ)・丹羽長秀(にわ ながひで)・中川重政(なかがわ しげまさ)・柴田勝家(演:吉原光夫)・佐久間信盛(演:立川談春)・明智光秀(演:酒向芳)と並ぶ破格の待遇を与えられました。
「ただし。我が甥の七兵衛(しちべゑ。