海苔とビタミンから食べられる電池が開発される。体調管理モニターや小型医療機器の動力に最適 (2/3ページ)

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海苔を使った食べられる電池 / image credit:Istituto Italiano di Tecnologia・体調管理モニターや医療用電子機器に
 電池なのだからもちろん実用性もある。48μAの電流を12分流すことができる。電流をもっと低めれば1時間以上もつので、低電力LEDのような機器なら十分に使える。

 食べて安全、電気も十分という特徴を活かせば、将来的には「お腹の診断や治療」をする食べるセンサーや、「食品の保存状態をチェック」するモニタリング機器への電源供給など、さまざまな用途に応用できるとのこと。

 また、繰り返し充電することが可能だ。充電はいったん体外に取り出す必要があるものの、何十回と充放電を繰り返しても十分な充電状態を維持できたそうだ。

 また食べても安心なので、子供のおもちゃに使って、「うっかり誤飲事故を防ぐ」こともできる。

 研究チームは、すでにより発電力が高くかつ小型な食べる電池も開発しているそうで、いずれは「食べるソフトロボット」の動力源としても期待しているそうだ。

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食べられる電池の試作品 / image credit:lic et al., Advanced Materials , 2023・真に持続可能な電池の開発へ
 今回の食べる電池は電気自動車を走らせほどの電力はない。だが有害物質をまったく使用せず、スマホなどに使用されているリチウムイオン電池よりずっと安全で、環境にやさしい。
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