繰り返す中耳炎や副鼻腔炎、気管支炎…それってPID(原発性免疫不全症)かも? (4/4ページ)
PIDでも大丈夫、適切な治療で普通の社会生活が送れると期待される

「もしPIDだったら、どうなるのだろう」「治療で改善するのだろうか」と疑問を抱く人もいるでしょう。
金兼先生によると、PIDに共通する治療法として以下の3つの治療が行われています。
・感染症に対する適切な抗菌薬の内服
・疾患に応じた抗菌薬の予防内服
・症状に応じた免疫抑制薬などの処方
また、体内で免疫グロブリンが少ししか作られない「低ガンマグロブリン血症」のために易感染性(いかんせんせい:病気に感染しやすい状態)を示す場合には、免疫グロブリン補充療法を行います。
多くの患者さんは抗菌薬の予防投与や免疫グロブリン補充療法を行うことによって通常の社会生活を送れると期待されているそうです。
PIDは確かに難病ではありますが、適切な治療で他の人と同じように生活できる見込みも十分あると思うと心強いですね。
自分や家族、友人で心当たりがあれば、ぜひチェックシートで確認し、医療機関に相談しましょう。
治療を受けることで、これまでよりずっと楽に、かつ安心して毎日を送れるようになるのではないでしょうか。