池田夏希「グラビアアイドル復帰、変形水着に挑戦したけど…」麻美ゆまのあなたに会いたい!(後編)

前回に続いて、タレントの池田夏希ちゃんとの対談です。志村けんさんの舞台『志村魂』で共演して以来、大の仲良しとなったナッキー。最初はクール系の美人で怖そうなイメージだったけど、実際に話すと気さくで、すごく優しいんです。そんなナッキーは12歳の頃から芸能界で活躍していたんですが、30歳のとき、体調不良で、しばらく休業していたんです。芸能界をやめようかと悩んだ時期もあったそうですが、志村けんさんの「続けることが大事」という言葉を思い出し、グラビアアイドルとして復帰。最近はやりの変形水着にも挑戦して、見た目とは裏腹に恥じらってしまったそうです(笑)。
ゆま「“恥じらい”という意味では、現役時代の私は、恥じらいがなくなってしまっていたかも」
夏希「グラビアでポロリしても全然、平気だった?」
ゆま「ポロリどころか、現場では。ただ、今から思うと、あれは恥じらいの裏返しだったのかも」
夏希「本当は恥ずかしいから、わざとふざけちゃう?」
ゆま「そう。みんなを笑わせることで、恥じらいをごまかすみたいな」
夏希「なによ、それ。かわいい……好感度アップを狙っている感じ?」
ゆま「違うよ! そういや、ナッキーはセミ写真集も出していたけど、あれは、どういう経緯だったの?」
夏希「正直、グラビアは大体のことをやっていたから、ネタが尽きちゃっていたんだよね(笑)」
ゆま「正直すぎ!(笑)」
夏希「実際、その頃からオファーも来ていたんだけど、三点は見せたくなかったの。セミならいいかなって……割れ目がちょっと出ちゃうぐらいだったし。それでも現場に行ったときは、水着が1着も用意されていなくてビックリした」
ゆま「え!? 水着がないの?」
夏希「今のゆまちゃんと同じ反応をしちゃったよ。ずっとグラビアをやっていると、水着が用意されていないなんて、ありえないって思った」
ゆま「やってみて、どうだった?」
夏希「結局、布で隠しているから、グラビアとあまり変わらなかったよ」
ゆま「ほんと、正直。そこがすごく好き。見た目がクール系美女だから誤解されがちだけど、素は、ただのオジサンってところが、すごくいい」
夏希「アハハ。私は、昼間から赤ちょうちんで飲んでいるからね。この前、ついに24缶入りの缶ビール1ケース分、買っちゃった」
ゆま「完全に飲んべえのオジサンじゃん。一緒に飲みに行っても、いつも梅干しを潰しているもんね」
夏希「梅干しサワー、おいしいよね。というか、梅干しが好き。梅干しと炭酸だけでもオッケー」
ゆま「色気も何もない……聞いてもムダだと思うけど、恋愛のほうは……?」
■予期せぬ質問をされナッキータジタジ!?
夏希「あのね、私、今まで“彼氏が欲しい~”とか、言ったことある?」
ゆま「ないね(笑)。でも、最初の頃、ナッキーが他のインタビューで、“恋愛とか全然してないです”って答えているのを読んで、“はいはい、グラドルらしい嘘ね”と思っていたんだよ」
夏希「嘘じゃないでしょ」
ゆま「うん。つきあいが長くなるほど、この人、本当に何もない……って気づいた。ちょっと突っ込んだことを聞くけど、男の人より、女の子が好きとか?」
夏希「それねー、母親にも真顔で聞かれたことがあるんだよね。もしかして、恋愛対象が女性なんじゃないかって。確かに私は、自分とは違う、かわいい女の子が好き。でも、恋愛対象は、やっぱり男性なの」
ゆま「じゃあ、好きな男性のタイプは?」
夏希「少年みたいな人。私が、こんな感じだから、一緒になって、無邪気に遊んでくれる人がいい」
ゆま「おおっ。ナッキーから、こんな話を聞けたのは初めてかも。じゃあ、理想のデートは?」
夏希「おわっ!?」
ゆま「なに、その声。オジサンみたいだったよ!」
夏希「だって、理想のデートって……(笑)。そんなこと考えたことなかったから、ビックリしちゃったよ。そうだねー。今の時期なら、桜並木の道を手をつないで歩きたいかな」
ゆま「へ? 急に、かわいいことを言い出した……」
夏希「気取ったデートとかは苦手。高級レストランに連れて行かれるとか、堅苦しくて。それなら、赤ちょうちんで飲もうよ」
ゆま「分かる。私も理想は、夜のコンビニに手をつないで出かけることなんだよね。そういう日常の中の、ちょっとしたデートが一番、幸せを感じる」
夏希「そのあたりは一緒だね。もちろん、最初のデートは頑張ってほしいけどね。男の人が張り切って高級レストランとか予約してくれると、“かわいい!”って思っちゃう」
ゆま「確かに! 男の人が自分をよく見せようとしているところが、かわいいよね~。というか、あっという間に時間が過ぎちゃった。今日は本当に楽しかった。ありがとう!」
夏希「私も、すごく楽しかった。最後に私から一つ、ゆまちゃんにお願いがあって……また、アルバムを出してよ。私、ゆまちゃんの歌が大好きだから、また聴きたい」
ゆま「えー、うれしい! とりあえず、じゃあ、今度またカラオケに行こっか」(おわり)
いけだ・なつき 1987年6月24日、千葉県生まれ。2000年に芸能界デビュー。その後、グラビアアイドルや女優、タレントとして活躍している。